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米海兵隊岩国航空基地

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長い旅、忙しい日々、一生の思い出、そして感謝する人々

5 Mar 2012 | ベンジャミン・プライヤー兵長 Marine Corps Air Station Iwakuni-Japanese

2012年3月初旬、岩国基地のボランティアが宮城県石巻市へと旅立ち、石巻市の周辺でボランティア活動を行った。

「ボランティア一人一人のプロ意識に感謝しています。全体として、このボランティアツアーは大成功だと言えるでしょう。」と話すのは、岩国基地ボランティアのマーティン・ジオラ・ジュニアさん。

自分の休暇を使って参加した39名のボランティアは、基地のレンタカー5台と個人所有の車2台で東北へ旅立った。それぞれの車は本州を1,500マイル(2,414キロメートル)以上走行し、ボランティアのために作業場所と宿泊所を往復した。

基地ボランティアは建物の解体から再建まで、15ヶ所に及ぶ場所で様々な活動を行った。今回の基地ボランティアの累積工数は1,326人時で、何千ドルもの労働経費が節約された。

「東北地方の人々が耐え忍んでいることに思いを馳せるべきだと思います。」とジオラさん。「私たちが覚えておかなければならないことは二つあります。ひとつは、一年たった今でも、助けを必要としている人々がまだいるということです。もうひとつは、石巻市は岩国基地から遠いですが、私達が貢献できることはあるということです。いまだに水道が復旧していない住宅があります。町全体が移転を余儀なくされ、町全体の経済がなくなってしまったところもあります。どのような形であれ、すべての寄付は貢献できるのです。どうか、東北大震災の被災者の皆さんのことを心に留めておいてください。」

労働の見返りを一切求めなかった39名のボランティアは、旅行に要した2日間とボランティア作業の数日間、自分の時間を使っただけでなく、多くの苦しみを経験した地域に希望を与えた。

写真や旅程など、石巻市へのボランティアツアーに関する詳細は、岩国ボランティアのウェブサイト(http://iwakunivolunteer.org/)を参照のこと。


 

写真1
3月8日、石巻市長面地区で地元漁師のための倉庫小屋を建設するために電動のこぎりで木の板を切っている、ボランティア団体、「イッツノットジャストマッド」のボランティア。2011年3月11日に発生した東北大震災以降、長面地域の電気はまだ復興していない。この倉庫小屋は、地元漁師が漁の道具をしまう場所としてだけでなく、今後のビジネスを拡大するための事務所として使われる。

写真2
3月5日、岩国基地ボランティアが石巻市立湊小学校の体育館の床をモップで磨いている。2011年3月11日の東北大震災がこの地域を襲った後、しばらくの間、この体育館は避難所として使われていた。


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