米海兵隊岩国航空基地 -- 7月14日、児童養護施設「津田子供の家」の子供たちが航空消防隊(ARFF)の海兵隊員とその家族に岩国基地に招待され、楽しい一日を過ごした。
「津田子供の家の皆さんを基地に招待できることを誇りに思っています。年間で少なくとも2-3のイベントを子供たちと一緒に行っています。」と話すのは、ARFFの先任下士官、ジョセフ・ビオール先任曹長。「ARFFと子供の家との交流事業は、30年以上にも渡って続いています。」
この日、ARFFの隊員は子供たちと施設の職員をアイアンワークスジムのプールへと案内し、ゲームや水泳をした。
その後、隊員と子供たちはARFFの消防署へと行き、アクティビティをして楽しんだ。
「今日の訪問は、隊員や子供たち両方にとって本当にいいことです。」とビオール先任曹長。「隊員は子供たちと一緒に楽しく過ごしているし、隊員の家族の子供たちも日本人の皆さんと一緒に楽しく遊んでいる。」
子供たちは隊員が作った料理を食べたり、大きなエアトランポリンハウスやサッカー、『コーンホールゲーム(豆などがつまった袋をボードの穴に投げ入れる遊び)』で遊んだり、綱引きをした。この日は一日中、日本人も隊員も、みんなの顔に笑顔が浮かんでいた。
「世界中の子供はみんな、たとえ日本人の子供やアメリカ人隊員からであっても、注目されるのが大好きだ。」とビオール先任曹長。「言葉の壁は厚いが、子供の笑顔は世界共通だ。」
水風船ゲームの後は水風船合戦を行い、参加者はずぶ濡れになりながら、笑顔で風船をぶつけていた。その後、ARFFの隊員と基地のガールスカウトが、子供の家のために寄付したプレゼントや消耗品、その他の生活必需品を運んで来た。
「今年の日米親善デーで、食べ物やシャツ、コインなどを一生懸命売りました。そのお金でこれらのプレゼントを購入しました。」とビオール先任曹長。「我々はただ単に、岩国基地のゲートの中にいるだけではなく、地域社会に働きかけ、支援したいと願っていることを知ってもらうのはいいことだ。」隊員が子供たちを寄付したプレゼントと一緒にバスに乗せると、これが最後のお別れだと言って、この日の思い出に集合写真を撮る人たちもいた。
車が出発すると、日本の子供たちは隊員とその家族たちに手を振った。隊員とその家族はまた近いうちに再会できることを願って、手を振り返していた。
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写真1
7月14日、児童養護施設「津田子供の家」の子供たちと職員に手を振りながら別れを告げる、ARFFの海兵隊員たち。ARFFの海兵隊員とその家族は、子供たちをアイアンワークスジムのプールや消防署へ案内し、食事やゲームなどをして楽しい一日を過ごした。ARFFは、今年のクリスマスにも「津田子供の家」の子供たちを招待する予定だ。
写真2
7月14日、岩国基地の航空消防署で、航空消防隊(ARFF)の海兵隊員と基地ガールスカウトからプレゼントを受け取り拍手をする、児童養護施設「津田子供の家」の子供たちと引率者。ARFFの海兵隊員とその家族は、子供たちをアイアンワークスジムのプールや消防署に案内し、食事やゲームなどをして楽しい一日を過ごした。
写真3
7月14日、ARFFの消防署の外で、水風船を投げて遊ぶ児童養護施設「津田子供の家」の子供たちと基地住人。この日の最初に、ARFFの隊員は、施設の子供たちと引率者をアイアンワークスジムのプールへと案内し、ゲムや水泳をして過ごした。
写真4
7月14日、ARFFの消防署に設置されたエアトランポリンハウスで遊ぶ「津田子供の家」の子供たち。ARFFの先任下士官、ジョセフ・ビオール先任曹長は、「世界中の子供はみんな、注目されるのが大好きだ。子供たちの笑顔は世界共通だ。」と話した。
写真5
7月14日、ARFFの消防署内でサッカーボールで遊ぶ、「津田子供の家」の子供たち。ARFFと基地ガールスカウトは、今年の日米親善デーで集めたお金で、施設へ寄付するプレゼントを購入した。