米海兵隊岩国航空基地 -- 岩国基地、ユース・アンド・ティーン・センター(YTC)が12月12日、岩国市通津で行われた『文化の日IN通津』に参加した。
この文化交流は日米の地域社会に交流する機会を提供し、参加者は互いの文化を学んだり、一緒にゲームや食事、工作をすることで、新しい友達を作ることができた。
この日は通津地区連合自治会長の井川洋さんと前野弘明岩国市議会議員の挨拶で始まり、続いて麻里布小学校の児童による銃剣道のデモンストレーションが披露された。
「このような文化交流は今日、参加した人たちだけとの関係を築くものではありません。将来の日米関係を築くためのドアを開けることにもつながるのです。」と話すのは、YTC、プログラム・アシスタントのポーラ・スメズさん。「今日、このイベントが終了すると、お互いに二度と会うことはないかもしれません。ですが、これまで実施して来たイベントがうまくいったので異文化の人々と話したいと思うでしょう。」
参加者は餅つき、しの笛作り、竹馬体験など、様々なアクティビティを体験した。
この日参加したサリアー・リチャードソンさんは、「私は沖縄で生まれたので、日本語も少し知っています。参加した他のアメリカ人の子供よりも日本人とコミュニケーションがとれたと思います。」と話した。
「一番楽しかったのは、仲良くなった日本人と一緒にやった羽子板の飾りつけです。」とリチャードソンさん。
岩国市はこの文化交流行事を2011年から主催していて、YTCは毎年参加している。
「最初の挨拶で、英語を少しでもいいので話してみるように全員に言いました。」と前野市議。「そうすることで、コミュニケーション力は大きく向上します。このような交流行事を毎年実施することで、日本人とアメリカ人の関係が育まれているのを目の当たりにしています。」