米海兵隊岩国航空基地 -- 岩国市内の海土路保育園で7月30日、岩国基地隊員が英語を教えるボランティアをした。
岩国基地教会は基地隊員とその家族に、日本人の隣人と親しく交流する機会を提供している。このような交流を通じて、日米文化を相互に分かち合い、尊敬しあうことができる。
憲兵隊、刑務官のエフライン・モラレスヘルナンデス兵長は、日本文化に触れる絶好のチャンスを最大限に活用した。
「日本文化を体験するいい機会だと思いました。」と話すモラレスヘルナンデス兵長は、これまで近隣の学校で3回、ボランティアに参加している。「海兵隊に入隊する前は教師になりたいと思っていました。このボランティアは教える経験を積み、地元地域に溶け込むいい方法だと感じました。」
ボランティアが教室に入ると、子供達はすぐに列に並んで、自己紹介が始まるのを待っていた。子供達はボランティアの名前を繰り返し、アメリカ人が日本語で挨拶をすると、くすくす笑っていた。子供達はアメリカ人に一度慣れると、ジャングルジムのように隊員の体に飛びついていった。
「隊員の皆さんの訪問を子供達はとても喜んでいます。」と話すのは、海土路保育園のヨコタ・ハズキ先生。「子供達が英語を学べるように、保育の間も英語を時々使うようにしています。」
グループに分かれる前に、隊員と子供達は一緒に対話型ゲームをしたり、歌を歌ったりした。子供達は立ち上がって英語で10まで数えて、自分達が英語で数えられることをボランティアに得意げに披露していた。
「子供達は隊員の訪問が大好きだとわかりました。」とモラレスヘルナンデス兵長。「子供たちは英語のアルファベットや数を言えるようになり、僕達は本を読んであげながら、単語の発音や文字の読み方を教えてあげました。」
グループでの時間が終わると、ボランティアは子供達のために用意した特別なおやつをプレゼントした。
「子供達の笑顔を見ると、とてもいい気分になります。」とモラレスヘルナンデス兵長。「基地外に出かけて日本文化を学んだり体験したいと思っている人には、このボランティアはお勧めです。」
基地基地教会は、基地住人と日本人の隣人と交流する活動をこれ以外にも多く行っている。