米海兵隊岩国航空基地 -- マシュー・ペリー小学校の体育館で2月1日、第6回みかん集会が行われた。
この日、ペリー小学校には20箱のみかんが岩国青果卸売組合から贈られた。みかんは柑橘類の果物で日本を代表する輸出農作物。ペリー小学校の児童と職員のために、約2,000個のみかんが周防大島のみかん農家から提供された。
「児童の皆さんがみかんをとても喜んでくれて、大変歓迎してくださるので、今日、この集会に来ることができて嬉しく思います。」と話すのは、山口大島農業共同組合長の吉村基さん。「農家の皆さんはおいしいみかんを作るのに大変な努力をされています。ここにいる基地の皆さんに、みかんのことを覚えておいて欲しいと思います。」
このみかん集会のような場を通じて、ペリー小学校の児童や職員と岩国市民との絆は強くなる。児童たちは感謝の気持ちとして、日本人ゲストにプレゼントを渡した。
「この集会は、日本人ゲストに基地や学校を見てもらうよい機会だと思います。また、日本の皆さんが私達のためにしてくれたことを少しですが、分かち合うことができます。」と話すのは、ペリー・スクールの学校心理士、ラリー・ウォールさん。「このような機会は文化的な友好関係を築くために大切なことです。また、この友好関係を促進するために私達自身がよき大使になることが大切です。」
このみかん集会にはペリー小学校の児童と職員が参加した。代表の児童がステージで他の児童に向けて詩を朗読した後、みかんを贈呈してくれた日本人ゲストへ感謝の意を表すために日本語で朗読した。
「みかんが好きです。」と話すのは、ペリー小学校5年生のケンジ・ブランソン君。「みかんは甘いから好きです。この集会に参加できてとても嬉しいです。」
吉村組合長と周防大島のみかん農家は、基地と地元がよりよい関係を築いていけることを願い、今後もこの集会を継続していく予定だ。