米海兵隊岩国航空基地 -- 5月15日、岩国基地住人が岩国市内の常照保育園を訪問した。
基地住人はボランティアとして保育園を訪問し、園児に簡単な英語を教えたり、歌やゲームで一緒に遊んだ、
このボランティア訪問は基地教会のスタッフが調整役となって実施されたもので、この日の午前中、ボランティアは園児たちと一緒に教室と運動場で過ごした。
「このボランティア訪問は13年前に始まりました。」と話すのは、岩国基地教会の管理専門職、ヤマダ・ノリコさん。「岩国基地として地域社会のために何かできることはないかと岩国市役所にお伺いしたところ、幼稚園や保育園に訪問して、簡単な英語を教えてほしいと言われました。それで基地に戻って、ボランティアを募って訪問するようになりました。今では毎月、訪問しています。」
基地教会のスタッフは月に4回、保育園や幼稚園の訪問をしていて、基地ボランティアは子供たちに簡単な英語やアメリカ文化を教えている。
常照保育園のハラダ・アヤコ先生は、英語で何か新しいことを学び、未知の文化を体験できるのは、園児たちにとって素晴らしいことだと話す。
園児たちは地図や数字、歌を通じてネイティブスピーカーから英語を学ぶチャンスを与えられた。歌は「あたま、かた、ひざ、ぽん(Head, Shoulders, Knees and Toes)」や「お誕生日の歌(Happy Birthday to You)」など。ボランティアは子供たちと交流しながら、地域社会における岩国基地の代表としての役割も務めている。
岩国基地司令部司令中隊(H&HS)、航空救命装置整備員のデジャ・ジェンキンス三等兵曹は、「岩国基地と地元地域の関係を強固にする素晴らしい機会です。」と話した。