米海兵隊岩国航空基地 -- 岩国基地、マシュー・ペリー小学校で1月19日、みかん贈呈式が行われ、基地の子供たちが山口大島農業協同組合(JA山口大島)と岩国市内青果関係業者を歓迎した。
この日は地元の農家から基地内のペリー小学校とイワクニ小学校にみかんが贈られ、児童たちはお礼の品を渡して感謝の気持ちを表した。みかんはマンダリンオレンジに似た柑橘類。
「みかん贈呈式は、地元地域から基地のアメリカ人児童への贈り物です。『みかん』はこの地域で育つオレンジの一種で、岩国周辺の気候がみかん栽培に最適なのです。」と話すのは、岩国基地副司令のジョン・ハリス中佐。「みかんの贈り物は文字通り、地元果樹園の皆さんの労働の産物であり、基地の子供たちを通じて、地元の日本人の皆さんが米軍を歓迎している気持ちを表す贈り物です。」
日米の友好関係を深めようと、基地内の二つの小学校に贈られたみかんは20箱。
「地元地域と基地の学校との関係を表すこの贈呈式は、とても重要です。」と話すのは、この贈呈式の調整をしたクリス・キミー先生。「みかん贈呈式は私も大好きですが、子供たちも同じはずです。子供たちは毎年、とても楽しみにしていて、最後にみかんをもらって帰ります。」
キミー先生は、「日本語が上手な二人の児童が基地を代表して、日本の皆さんにお礼を述べました。」と付け加えた。
先生に助けてもらいながら、ペリー小学校のアナベル・ステルマさんとイワクニ小学校のルナ・ホリデイさんが感謝の気持ちを表す日本語の詩とスピーチを準備し、日本人ゲストに向けて贈った。また、ケーキとTシャツのプレゼントも贈られた。
「日本の地域社会は基地を歓迎してくれています。」とハリス中佐。「私たちは全員一緒に、日米同盟が強固なままだということを確認したのです。」