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米海兵隊岩国航空基地

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Dimitri Jelobkovitch, a participant in the cooking class, slices vegetables during a cultural exchange at Tsuzu Elementary School at Iwakuni City, Japan, March 11, 2017. During the event, a traditional tea ceremony was demonstrated and a cooking class was held to teach people how to make common Japanese dishes. The event, which brought Americans and Japanese together, taught residents from MCAS Iwakuni about Japanese culture. (U.S. Marine Corps photo by Lance Cpl. Gabriela Garcia-Herrera)

Photo by Lance Cpl. Gabriela Garcia-Herrera

新しい友人と古い伝統を分かち合う

11 Mar 2017 | ガブリエラ・ガルシア=ヘレラ兵長 Marine Corps Air Station Iwakuni-Japanese

岩国市立通津小学校で3月11日、文化交流行事が行われた。

この行事は日本人とアメリカ人が集まり、岩国基地の住人に日本文化を教えるというもの。

「アメリカ人は日本語を学び、日本人は英語を話す練習になります。」と話すのは、岩国基地、マリンコーコミュニティサービス(MCCS)、文化交流プログラム担当のワタナベ・ミキエさん。「この交流行事で楽しい時間を共有し、新しい友人を作ることで、偏見のない心を持てるようになります。」

この日は茶道の実演が行われ、茶を点てる背景にある伝統をアメリカ人ゲストに教えてくれた。実演後、日本人中学生が抹茶を点て、ゲストに振る舞った。生徒たちは部屋に入ると、正しいお茶の飲み方を教えてくれた。

料理の先生はお味噌汁と炊き込みご飯の作り方を実演。先生は料理に使われている材料を説明し、それぞれの料理は、それぞれ違う温度で調理する必要があると強調した。

「どこへ行っても、食べ物は世界共通の言葉です。」と話すのは、第121海兵戦闘攻撃中隊(VMFA-121)、資材管理補給発送係のラリー・ガラビート三等軍曹。「生活の仕方は、その人たちが食べているもの、また食事の作法から知ることができます。」

ガラビート三等軍曹は、「文化交流に参加し、茶道の伝統を学ぶことで、思考を広げることができた。」と話す。

「今日の行事に参加した人は皆さん、何か新しい体験をしました。」とワタナベさん。「岩国基地に赴任した時に居心地の悪さを感じる人も中にはいます。ですから、私たちはそういう人たちに日本人と出会い、新しいことを学ぶ機会を提供しているのです。」


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