米海兵隊岩国航空基地 -- 周防大島にあるサンシャインサザンセトで7月23日、日米ルアウパーティが開催され、岩国基地住人と周防大島の住人が参加した。
ルアウではフラダンス、海水浴、ゲームや食事などで、ハワイ文化と日米の友好関係をお祝いした。
岩国基地、ユースアンドティーンセンター、文化交流調整担当のシシド・シンイチさんは、「このルアウパーティを通じて、周防大島の移民や歴史の知識を広めることができる」と話す。
「今日は周防大島からハワイへ移住した移民の歴史をお祝いしました。」とシシドさん。「アメリカ人はハワイ文化に親しみがありますから、周防大島の文化と日米の友好関係を祝うためにこのイベントを企画しました。」
この日、通訳を務めたニシダ・ジュンコさんは、基地住人が今まで知らなかった日本の場所を知るために、このルアウパーティを役立てて欲しいと話す。
「基地内の隊員や子供達に、日本の新しい、興味深い場所を紹介したいと思っています。」とニシダさん。「子供達が互いの文化を紹介しあうことで、自分達を紹介しあって欲しいと思います。私達がハワイ文化を通じてこのイベントを実施しているのは、周防大島とハワイ州カウアイ島は姉妹縁組を結んでいるからです。私達は私達の物資、文化、その他多くのことをカウアイ島の皆さんと共有しています。アメリカ人はハワイ文化にとても親しんでいるようですから、基地の皆さんを招待して、日本の未知の場所を探検してもらおうと考えました。」
参加した海兵隊員は、このルアウはリラックスするには最高で、日本の異国情緒溢れる場所を楽しむことができたと話す。
電話システム・コンピュータ整備士のタイラー・ジェイムス・ミラー伍長は、このイベントはすべての年代の人が楽しめると話す。
「いろいろな人向けのアクティビティが用意されていました。」とミラー伍長。「子供向けのアクティティも用意されていたので、家族連れの隊員も子供と一緒に楽しめるようになっていました。一番良かったことは、全部無料だということです。友達を連れてきて楽しい時間を過ごすことができます。」
ミラー伍長は「団結心」を養うために、このイベントに同じ部隊の隊員と一緒に参加したと話す。
「基地内だけで孤立するべきではありません。」とミラー伍長。「外に出かけて新しい人々と出会い、交流することで、ホスト国である日本との関係が築けるのです。」
シシドさんは「今後もこのイベントを継続し、基地住人に日本のいろいろな場所をもっと紹介したい。」と話す。
「基地内の家族の皆さんに日本で楽しい時間を過ごして欲しいと思っています。」とシシドさん。「隊員と地元の人々ができるだけ交流して欲しいと考えています。そうすることで、お互いを家族のように思いやることができるのです。」