米海兵隊岩国航空基地 -- 12月16日、岩国基地教会主催で、基地隊員が岩国市内にある介護老人福祉施設ヴィータを訪問した。
この訪問で基地ボランティアは日本文化を体験したが、この活動は将来の日米関係を強くすることにつながる。
「日本の地域社会に恩返しができました。」と話すのは、司令部司令中隊(H&HS)、航空武器技術者のプレシャス・キャノン海軍二等兵曹。「この訪問で、より強い日米関係を築く手助けができたと思います。」
基地ボランティアはみんなでクリスマス・キャロルを歌い、クッキーやケーキ、プレゼントを渡すと、施設居住者の皆さんのためにクリスマスをお祝いした。
ヴィータの入居者の一人、西岡佐和子さんは、「ボランティアの皆さんは言葉は通じなくても、一人一人に声をかけてくださいました。」と話す。「握手したり、抱きしめてもらったり、とても暖かい気持ちになりました。」
西岡さんは、「歌でとてもにぎやかにしてもらいました。プレゼントをたくさんいただいてありがとうございます。」と話した。
「皆さん、クリスマスの衣装で英語で歌われて楽しかったです。」と西岡さん。「クリスマスという感じがしました。」
介護施設の入居者はボランティアに対して感謝の気持ちを表し、うれし涙を流す人までいた。
「一番嬉しかったのは、入居者の皆さんの笑顔を見たことです。」とキャノン海軍二等兵曹。「泣いている人もいましたが、笑顔にしてあげられた人もいて、嬉しくなりました。」
キャノン海軍二等兵曹は、「このような活動は地域社会を知り、交流するいい機会ですから、今後の活動にはもっと多くの基地住人が参加するべきだと思います。」と話した。
基地教会主催による今後のボランティア活動については、253-3371まで問い合わせのこと。