米海兵隊岩国航空基地 -- 岩国日米協会(JAS)の会員が8月30日、ロータスカルチャーセンターで開かれた料理教室のために集まった。
日米同盟の促進と友好関係を築くため、岩国基地住人と地元の日本人のために定期的に開催されてきた岩国日米協会(JAS)の料理教室。この教室の目的は、文化交流プログラムとしてのJASの任務に沿ったものである。
この日の料理教室では、JAS役員のシンシー・ウィリアムズさんが日本人とアメリカ人にジャンバラヤ、コーンブレッドパンケーキ、プリン、サラダの作り方を教えた。
「この料理教室のようなクラスでは、技術だけでなく言葉も習得できます。」と話すのは、JASメンバーのカシー・ニールさん。「日米のコミュニティが教室内でただ一緒になるだけでなく、実際に手を動かし、意見を交換し合うことができることが、とても重要だと思います。これは岩国基地にとってもメリットがあります。なぜなら私たちは岩国基地コミュニティの一部ですが、日本の地域コミュニティの一員になりたいということを示しているからです。参加している日本の皆さんも同じようにおっしゃいます。」
JASはこれ以外にも、日米文化の違いを橋渡しする多くのイベントを開催している。中には年間を通して開催されるものもあり、英語教室、日本語教室、ホリデーパーティなどがある。
JASはこれまで、料理教室を岩国市内のコミュニティセンターで開催してきたが、ロータスカルチャーセンターが最近完成したことや、岩国基地と岩国市からの支援があったため、今後はロータスカルチャーセンターで料理教室を実施していく。
「JASは20年以上、基地近くの川下や愛宕のコミュニティセンターで毎月料理教室を開催してきました。」と話すのは、日米協会のボビー・シバザキ会長。「岩国市は、JASが毎月ロータスカルチャーセンターで料理教室を開催するのを支援するといってくれました。ここは日米の共用施設なので、地元の日本人も料理教室に参加する機会がもっと増えるようにするためです。この教室の別の目標は、ここでアメリカ人と日本人が友人を作ったり、交流したり、日米友好を拡張したりすることです。」
岩国JASの料理教室に参加するには、JAS岩国の事務所まで連絡のこと。