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米海兵隊岩国航空基地

米海兵隊岩国航空基地、公式ウェブサイトへようこそ。岩国基地は本州唯一の米海兵隊基地です。
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日米相互運用性を拡張する千歳ATR訓練

By ジェシカ・ケサダ伍長 | Marine Corps Air Station Iwakuni-Japanese | January 13, 2016

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千歳航空基地で1月12日から22日までの間、在日米軍再編に伴う航空機訓練移転計画(ATR)が実施され、米海兵隊岩国航空基地から海兵第224(全天候)戦闘攻撃中隊(VMFA(AW)-224)、海兵第12航空補給中隊(MALS-12)、司令部司令中隊(H&HS)が参加した。VMFA(AW)-224は通称ファイティング・ベンガルズ、母基地はサウス・カロライナ州、米海兵隊ビューフォート。

相互運用性と太平洋地域における安全保障協力を支援するため、VMFA(AW)-224は航空自衛隊と異機種空中戦闘訓練(DACT)を実施する最初の部隊として、千歳航空基地に到着した。

「F/A-18Dホーネット以外の航空機と訓練する必要があります。」と話すのは、VMFA(AW)-224指揮官のマイケル・シャンド中佐。「千歳航空基地でのATRのおかげで、我々は空対空訓練を実施することができます。うちの部隊には様々な世代の隊員がいますが、中には今回が初めての展開という隊員もいます。」

米軍パイロットの多くがDACTに参加したのは今回が初めて。航空自衛隊機のF-15J/DJイーグルスは、(米軍機とは)異なる性能を網羅しているため、VMFA(AW)-244のパイロットは航空機の操縦を普段とは変えなければならない。

「我々が他国の部隊と協力するときは、常に新しいことを学び、刺激を受けています。」とシャンド中佐。「戦闘中隊の運用には非常に多くの方法がありますが、大体、似たようなやり方です。このことが、今後我々が共有することになる努力における信頼と自信を築くことになります。」

防衛政策見直し協議(DPRI)の結果として、ATRプログラムは2007年から開始された。その目的は、米軍と自衛隊の運用即応性を強化すること、また、その強化された二国間相互運用性を提供すること、さらに騒音を軽減することである。

三沢航空基地、米海兵隊岩国航空基地、嘉手納航空基地で実施されている米軍のジェット機訓練を、国内6箇所の航空自衛隊基地に分散させることで、これらの目的を達成することができ、さらに、米軍基地のある地域への米軍負担を和らげ、よき隣人として日本に駐留する約束を強調することができる。

「様々な場所での様々な訓練機会を与えてもらっています。」とシャンド中佐。「ATRプログラムを通じて、お互いに良い演習を実施することができ、自衛隊員との友情を育むことができました。周辺地域の皆さんが、この訓練は周辺地域への影響を減らすためにしていることだと理解してくれることを望んでいます。我々には遂行しなければならない任務や訓練がありますが、同時に我々はここに悪しき訪問者としてきたわけではありません。地元地域の皆さんの懸念は承知していますが、任務を遂行する一方で、地元の皆さんに受け入れていただけるように努力をしています。地域の皆さんがそれを理解してくださることを願っています。日本人の皆さんとの関係は我々にとって非常に重要なものですから。」

ATR訓練に使用されているのは本州に点在する築城航空基地、新田原(にゅうたばる)航空基地、百里航空基地、千歳航空基地、小松航空基地、三沢航空基地の6基地。2011年からは、グアムやマリアナ諸島などのアメリカ領でもこのプログラムが実施されるようになった。

「ATRプログラムが継続していくことを望んでいます。この訓練の円滑化を通じて、日米同盟が強いものになることを願っています。」と話すのは、航空自衛隊、管理部、広報チーフのシマタニ・アツヤ三等空佐。「このような訓練は他に類がなく、米軍と一緒に訓練できる大変よい機会だと思います。今後もこのような訓練機会を増やしていきたいです。」

日米両政府の間で既に合意されているように、これら6基地でのATR実施は、日米の戦術と能力の理解を著しく向上させ、さらに日米の協力関係と同盟をさらに強固なものにする。

「ATRは大変よい訓練です。」とシマタニ三等空佐。「二国間訓練を発展させ、日米両国の関係に影響を与えるものです。訓練も順調に進みましたし、米軍と我々の関係も強くなりました。」

千歳航空基地でのATR訓練のような二国間合意は、訓練や実際の事案における二国間調整を円滑にする関係を構築する一方で、日米両国が世界最強の同盟を形成し、太平洋地域の平和と安定を維持する一助となる。

「時間をかけて強化されてきたATRプログラムは、UDP部隊にその技術を強化、向上させる機会を与えてきたと思います。」とシャンド中佐。「総合的に見て、太平洋地域全体における海兵隊戦闘部隊の即応性は今後も高まってゆくでしょう。」


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