米海兵隊岩国航空基地 -- 海上自衛隊、第31航空群が2015年1月7日、新年初飛行訓練を実施した。
海上自衛隊、第71航空隊副隊長兼飛行隊長の宮崎研三2等海佐によると、「日本の文化では、1年の最初の飛行が成功すれば、1年間すべての飛行が成功すると信じられている。」という。
「今年最初の飛行訓練が成功しましたので、海上自衛隊の全部隊と隊員全員が今年一年、無事に訓練と任務を遂行できると思います。」と話すのは、第31航空群、広報室長の山川誉夫3等海佐。
飛行訓練は、フライトラインでの開会式で始まった。
「海上自衛隊員総員で出席しました。」と山川3等海佐。「総員で出席したのは、達成する目標を全員が共有するためです。それには隊員一丸となって、全員で目標を達成しようという意気込みが必要です。」
山川3等海佐によると、海上自衛隊員共通の目標とは、彼らが実施する訓練や任務の習熟度を向上し、継続していくことである。
「2015年になったからといって、特別新しい変化はありません。目標はこれまでと同じです。」と山川3等海佐。「ですが、これまでに積み上げてきた技術を維持し、さらにその錬度を上げるべく、引き続き訓練していきたいと思っています。」
宮崎2等海佐は、「海上自衛隊員にとって、一年の最初の訓練が成功するかどうかはとても2015年重要なので、この訓練を実施する前は、少し緊張していました。」という。
「私自身、初飛行訓練を実施するのは今回が初めてです。」と宮崎2等海佐。「身が引き締まる思いです。」
山川3等海佐によると、訓練前日が悪天候だったため、当日の天気を心配していたという。
「訓練前日が雨だったので、天気を一番心配していましたが、好天に恵まれました。いい訓練ができたと思っています。」と山川3等海佐は話した。