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米海兵隊岩国航空基地

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海兵隊と航空自衛隊が空対空戦闘訓練を実施

By ジェニファー・プロンテ兵長 | | May 19, 2011

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5月19日、岩国基地滑走路で海兵第12飛行大隊(MAG-12)、海兵第242全天候戦闘攻撃中隊(VMFA(AW)-242)のパイロットが4機のF/A-18Dホーネットを発進させた。航空自衛隊との空対空戦闘訓練を行うためである。

この訓練は今回初めて実施され、19日に第3週目を終えた。VMFA(AW)-242と訓練を行ったのは航空自衛隊、築城航空基地、西部航空方面隊、第8航空団、第304飛行隊のF-15Jと第6飛行隊のF-2A。

「我々は航空自衛隊と共同で訓練するための、着実な空対空態勢を作ろうとしている。」と話すのは、VMFA(AW)-242のパイロット、フレデリック・ギャラップ大尉。「日米両国が両隊にとって財産となるような訓練を行い、よい関係を作ろうとしている。」

通常、米軍のホーネット中隊は毎年行われる大規模訓練でしかこのような訓練は行わない。だが、米軍、自衛隊とも、二国間のコミュニケーションを拡張し、強固なものにするためにもっと多くのことをするべきだと感じていた。

2010年12月3日~10日に行われたキーンスワード2011は、1986年から行われてきた米軍と自衛隊による第10回目の日米共同訓練で、2010年は日米同盟の50周年の年でもあった。

VMFA(AW)-242と航空自衛隊は、現在、年間を通じて行っている空対空訓練の水準を上げ、関係を改善し、つながりを強固なものにすることを決めた。

「キーンスワードが実施されている間、うちの部隊に航空自衛隊の将校2名が2週間滞在していた。そのおかげで、我々の部隊は航空自衛隊とつながりと作ることができた。」と話すのは、VMFA(AW)-242の副指令、ジェフェリー・アートウィン大尉。「航空自衛隊にもっと頻繁に訓練などを一緒にできないか相談すると、自衛隊もいい考えだと賛同してくれた。」

MAG-12とVMFA(AW)-242の司令部が航空自衛隊築城航空基地を3月に訪れたとき、この計画は完遂された。両司令部は訓練に関する提案と計画を交換し、海兵隊と航空自衛隊の訓練要件が満たせるように話し合った。

「我々が中隊同士で部隊レベルの訓練を行うのは、長年の中で初めてのことだ。」と話すのは、VMFA(AW)-242の運用担当官、ビジャン・デラクシャン大尉。「(航空自衛隊と米軍は)全く異なる航空戦闘戦術なので、普段とは異なる環境での訓練に慣れることができる。」

海兵隊は小規模運用から始める計画を提示した。これは今後、より複雑になっていく予定。

「築城航空基地へ行き、我々が航空自衛隊と達成したいことや長期的にどのような関係を築いていきたいかについての提案をした。」とアートウィン大尉。

訓練は主に敵対味方の構図で行われ、米軍と自衛隊が役割を入れ替えて行った。共同訓練は米軍と自衛隊の航空機を区別できるので、双方にとって利点がある。

「屋外で戦闘訓練をするときは常にホーネット対ホーネットなので、どちらが味方でどちらが敵かを見分けるのが難しい。」とアートウィン大尉。「だがこの訓練では、例えば2機のF-15と2機のホーネットが飛行しているので、どちらが敵でどちらが味方かだれでもわかる。」

VMFA(AW)-242と第8航空団は確実に任務を遂行するために、訓練実施前には概況説明を行い、訓練後には意見交換を行った。効果的なコミュニケーションをとったり、共通の任務は何かを理解するために、遠隔通信会議や直接の会議を行った。

このような方法で航空自衛隊との空対空訓練を継続することは、VMFA(AW)-242にとって後方支援的かつ管理的に有益だ。岩国基地のすぐ近くで運用することは、メンテナンスや管理調整が少なくてすむことを意味するからだ。

「この訓練を行うことは、我々にとって大変重要なことである。なぜなら、嘉手納基地まで行き、米空軍のF-16と戦闘訓練を行い、その夜に岩国基地に戻ってくるというスケジュールをこなす必要がないからだ。」とアートワイン大尉。「岩国基地のすぐ近くにある航空自衛隊の訓練区域まで行き、そのすぐ後ろに着陸できる。我々にとってはとても簡単で、航空自衛隊との関係を築くことができる。」

訓練終了後も、海兵隊と航空自衛隊は意見交換し、コミュニケーションは重要な要素であり続けた。

アートワイン大尉は、「こういった訓練は面倒に感じることもある。なぜなら、米軍、自衛隊のそれぞれに訓練実施に関する異なる規則があるからだ。だが、一緒に訓練を行うことで解決できるだろう。」

「我々は、双方が訓練規則に同意できるような関係を見つけようとしている。」とアートワイン大尉。「我々はいい仕事をしようとしているし、今のところとてもうまくいっている。」

この空対空模擬運用は、海兵隊と航空自衛隊が一致協力して連携し合い、将来の訓練目標を築いていく上での最初の段階である。


 
写真1
5月19日、フライトラインから離陸する前に海兵第242全天候戦闘攻撃中隊(VMFA(AW)-242)のパイロットと兵器システム担当将校に敬礼をする同中隊の海兵隊員。この日、VMFA(AW)-242は航空自衛隊と空対空戦闘模擬訓練を行うためにジェット機を発進させた。この訓練は今回初めて実施され、19日に第3週目を終えた。VMFA(AW)-242と訓練を行ったのは航空自衛隊、築城航空基地、西部航空方面隊、第8航空団、第304飛行隊のF-15Jと第6飛行隊のF-2A。

写真2
5月19日、フライトラインでの最終チェック前にF/A-18Dホーネット機のパネルのスクリューを締める、VMFA(AW)-242、固定翼機、機体技術担当のニコラス・フォーター兵長。航空自衛隊築城航空基地の2個中隊との空対空模擬訓練を行うために、VMFA(AW)-242は4機のジェット機を発進させた。


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