米海兵隊岩国航空基地 -- 12月15日、岩国基地、サクラ劇場でJA山口大島からマシュー・ペリー小学校の子供たちにみかんが贈呈された。今回が2回目となる贈呈式では、ペリー小学校の先生と児童が、式に招かれた来賓と地域社会のリーダーたちと、文化を分かち合った。この日、式が行われたサクラ劇場は与える心とクリスマスソングに包まれた。
みかんはタンジェリンに似た小さな果物。
みかん贈呈式で、ペリー小学校の児童は文字通り、日本文化を味わった。
「この贈呈式は、基地と岩国の地域社会との友好関係を築いている。」と話すのは、ペリー小学校の音楽教諭、クリストファー・キミー先生。「ペリー小学校の児童が日本文化に興味を持つきっかけになって欲しいと思っている。」
客席の最前列に座った福田良彦岩国市長、岩国基地副指令のカール中佐、その他の来賓の前で、児童たちは日本語の歌を披露した。
式に出席した日本人来賓は、この贈呈式のために前から計画を立てていた。
「この贈呈式の企画は、学校の新学期が始まるころにスタートした。」とキミー先生。「子供たちはこの日のために一生懸命練習してくれた。いろいろな歌を練習して、歌えるようになった。」
この日のために準備したのはペリー小学校だけではない。日本の地域社会リーダーやみかんの卸会社も贈呈式がうまくいくよう、調整を行った。
「みかんを提供してくれる関係各所の努力によって、今日の贈呈式が実現した。」と福田市長。「岩国基地の子供たちにおいしいみかんを贈呈するお手伝いができて、幸せに感じている。」
この日ペリー小学校に送られたみかんは19箱。
「この贈呈式が今後も続いていき、アメリカの子供たちが少しでも日本文化を体験して欲しいと思う。」
贈呈式終了後、ペリー小学校の児童はクリスマスソングを合唱し、映画『グリンチ』を鑑賞した。
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12月15日、岩国基地、サクラ劇場で行われたみかん贈呈式で、マシュー・ペリー小学校の児童と一緒にみかんを見せる、JA山口大島の吉村基組合長と福田良彦岩国市長。このみかん贈呈式は今回で2回目となる。
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12月15日、岩国基地、サクラ劇場で行われたみかん贈呈式で、福田良彦岩国市長、岩国基地副指令のカール中佐、その他の来賓に対してお辞儀をして感謝を表す、マシュー・ペリー小学校の児童たち。このみかん贈呈式で、ペリー小学校の児童は文字通り、日本文化を味わった。