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米海兵隊岩国航空基地

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基地カブ・スカウト団がゼロ戦駐機場を見学

7 Feb 2013 | ジャスティン・パック三等軍曹 Marine Corps Air Station Iwakuni-Japanese

岩国基地ゼロ戦駐機場で2月7日、男の子の走りまわる足音や笑い声がコンクリートの壁に反射して響き渡った。

カブ・スカウト77隊のスカウトとその保護者20名が、岩国基地の歴史を調べるためにゼロ戦駐機場を訪問した。

「私は探検と歴史が大好きです。」と話すのは、カブ・スカウト77隊のカブマスター、ロバート・ラッセル二等軍曹。「ゼロ戦駐機場は実際に使われていたもので、すごいと思います。スカウトの子供たちにとっても、素晴らしい教育になりました。」

36名のスカウトがいるカブ・スカウト77隊は、岩国周辺の名所や博物館を訪れたり、地域社会について学ぶなど、子供たちの本質的価値観を育む活動をしている。公式ウェブサイトによると、カブ・スカウトは1929年から少年の性格形成に貢献している。

カブ・スカウトの保護者、カレン・ニクソンさんは「このゼロ戦展示は、カブ・スカウト・プログラムにも役立つ岩国基地の資産です。」と話す。

「スカウトやその家族は今日の体験を通じて、国際関係の歴史や(ゼロ戦駐機場が)地域社会の発展でどのような役割を果たしてきたかを学ぶことができました。」

このゼロ戦駐機場は1939年に旧日本軍岩国基地と一緒に建設され、第二次世界大戦初期には、艦載機パイロットの訓練施設として使用されていた。大戦後期には迎撃基地へと変わっていった。基地周辺の駐機場には、100機を超える三菱A6Mゼロ戦が駐機されていた。真珠湾攻撃から日本がB-29爆撃を受けるまでの間、ゼロ戦は第二次世界大戦で飛行した最も有名な日本の戦闘機である。

今日、岩国基地に残っているゼロ戦駐機場は一箇所だけしか残っていない。その中には、映画「ゼロ戦燃ゆ」のために製造された実物大のM-21ゼロ戦のレプリカが置かれている。駐機場を訪れる人はこのレプリカの周りを歩いたり、昔の写真や軍服装備などの歴史のある品々を見ることができる。

「ゼロ戦駐機場の訪問は、スカウトたちにとって、実際に手を触れることができる素晴らしい体験でした。展示に関するパンフレットを読むだけでなく、レプリカの周りを歩いたり、触ったり、コックピットに登ったりできました。」とニクソンさん。「スカウトの子供たちは大喜びしていました。」

ゼロ戦駐機場は予約した場合に限り、平日のみ訪問可能。ただし、毎週金曜日の午後1時から3時までは一般に公開されている。詳細や訪問の予約については、岩国基地報道部まで連絡のこと。


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