米海兵隊岩国航空基地 -- 岩国市内で10月21日、ハロウィン・カーニバルが実施され、地元の日本人と岩国基地の隊員とその家族が集まった。
このイベントは、地域レベルで日米の友好関係をさらに強くしようと日米協会(JAS)岩国と岩国市が共同開催したもので、地域社会を支援する新たな取り組みとなった。
岩国市民にもアメリカのハロウィンを体験してもらおうと、JAS岩国と岩国市はこのハロウィン・カーニバルを開催した。
「私たちは、基地外で日米間のイベントを積極的に開催することで、基地住人と岩国地域の人々が交流し、友好関係を築くためのしっかりとした基礎作りにつながると信じています。」と話すのは、JAS岩国会長のボビー・シバザキさん。「今後は、地域社会と地域ビジネスが積極的な役割を担い、結果として地域経済の活性化につながるようなイベントが望まれると思いますが、このハロウィン・カーニバルはその前例となりました。」
JAS岩国が岩国市とイベントを共催するのは今回が初めて。そのため、この合同ハロウィン・カーニバルを開催するために6ヶ月をかけて準備してきた。
アメリカ人も日本人も、大人も子供も、それぞれお気に入りのコスチュームを身につけ、「トリック・オア・トリート」やゲームをしたり、ハロウィンの音楽を聴いたり、かぼちゃをくりぬいてランタンを作ったりなど、様々なブースを楽しんだ。
「私が子供のときにやっていた伝統行事を、友人や日本の皆さんと共有できて本当に楽しいです。」JAS岩国の教育長、ジュリー・ペースさん。
ペースさんが一番楽しいと感じたのは、子供たちが楽しんだり、他の子供たちと一緒に遊んだりする様子を見ることだったという。
「子供たちがみんな、笑顔を見せてくれてとても嬉しかったです。みんな、最高にかわいらしかったです。」とペースさん。「仮装した子供たちが走り回っているのを見るのはとても楽しいものでした。」
シバザキさんはハロウィン・カーニバルは成功のうちに終わったと話し、それは岩国市、岩国基地、JAS岩国の日米ボランティアの尽力と努力のおかげだと付け加えた。
「ボランティアの皆さんに感謝しています。日米共催イベントであるハロウィン・カーニバルを成功に導いてくれたのは、ボランティアの力ですから。」とシバザキさん。2017年の今年、設立から60周年を迎えたJAS岩国は、これからも日米友好関係の架け橋として存在し続ける。