米海兵隊岩国航空基地 -- マリンコーコミュニティサービス(MCCS)主催のサマー・ミュージック・フェスティバルが8月27日、岩国基地のペニーレイクで開催され、無料の食べ物やアトラクション、ライブ演奏を楽しもうと基地住人や地元の日本人が集まった。
サマー・ミュージック・フェスティバルは、基地隊員や住民が一緒に夏の終わりを盛大に祝って楽しむために開催される。
「これが毎年8月に行っているサマー・ミュージック・フェスティバルです。」と話すのはMCCS、スペシャル・イベント・コーディネータのクリスティーナ・キングさん。「このフェスティバルは、基地コミュニティが楽しく過ごし、素敵な音楽を楽しむためのイベントです。」
今年のサマー・ミュージック・フェスティバル最大の呼び物は、テキサス州、ヒューストンを拠点に活動する『スクーター・ブラウン・バンド』。このバンドは、カントリーとサザンロック(アメリカ南部発祥のロック)の音楽や、ベース・キャンプ40-ウォーリアーズ・イン・ザ・ワイルド、ローン・サバイバー財団、クリス・カイル財団などの退役軍人支援組織と一緒に活動していることで知られている。
「このようなコンサートは、自分にとって大きな意味を持っています。」と話すのはスクーター・ブラウン・バンドのリードボーカル、スコット・ブラウンさん。ブラウンさんは退役海兵隊員でもある。「音楽を始めたときの夢だったことの一つが、海兵隊の基地に戻って、海兵隊員のために演奏したり、世界各国の様々な基地で米軍隊員のために演奏することでした。」
フェスティバル開催中はすべての年齢が楽しめるアクティビティが満載で、隊員とその家族、また日本人もこの夜を楽しんだ。
「地元のバンドや、本国からは『スクーター・ブラウン・バンド』が参加してくれました。」とキングさん。「また無料の食事と飲み物、子供用のバウンサーやカキ氷も用意しました。」
基地の海兵隊員もボランティアで参加し、会場の様々な場所でスタッフを支援した。
「自分にできる限りの支援をしようと思って、今日は来ました。」と話すのは、海兵第12航空補給中隊(MALS-12)、航空電子整備員のエドウィン・ジャクソン兵長。「ボランティア活動は大好きです。人々が楽しそうにしているのを見るのも、自分が楽しくなれるから大好きです。」
花火はフェスティバルの最後に打ち上げられた。昨年は雨でイベントが屋内で行われたため、来場者は今年の花火を特に満喫したようだった。
「去年はサマー・ミュージック・フェスティバルで花火を打ち上げることができませんでした。」と話すのは、MCCS、スペシャル・イベント・コーディネータのキャム・マンゲルさん。「ですから、今夜は誰にとっても素晴らしい夜になったと思います。」