米海兵隊岩国航空基地 -- 3月27日、岩国錦帯橋空港から定期便が新規に2便増便されたことを祝い、岩国錦帯橋空港利用促進協議会のメンバーと招待客による記念セレモニーが開かれた。
記念セレモニーでは、エイサー沖縄太鼓団による「琉球国祭り太鼓」が披露され、テープカットが行われた。
「東京、羽田空港への1往復増便に加え、沖縄那覇空港への新規就航により、岩国市だけでなく周辺地域における観光産業を促進し、新規ビジネスを取り込み、地元経済の活性化につながるよう、大きな期待を寄せています。」と話すのは、岩国市観光促進課、空港利用促進室のトウゴウ・マサシさん。
那覇空港への新規就航と羽田空港への増便は地元経済や岩国基地にとって利益があるだけでなく、他の米軍基地も恩恵を受ける。
「沖縄便の新規就航は、沖縄で仕事をする米軍関係者に観光だけでなく、別のオプションも提供してくれることになります。」と話すのは、防衛政策見直し協議(DPRI)統合プログラム管理事務所のジョン・ラッキー副所長。
岩国市側がこれらの増便を要望した理由は、「2012年12月13日の民間空港開港以来、岩国空港では一日4往復の民間定期便が運行されているが、アメリカ政府との協力関係により、これまで順調に運行されている。全体として、民間空港での民間航空機の運用は岩国周辺地域の再活性化に大きく貢献してきた。アメリカ政府関係者を含む空港利用者の数は大きく増加しており、国土交通省が当初予想していた利用客数には既に到達し、現在はその予想を上回り始めている。」ため。
記念セレモニーに招待された来賓客は、国土交通省と米海兵隊岩国基地をはじめ、定期便増便のために尽力した関係各所に対して感謝の意を表した。錦帯橋空港と新たに増便された民間定期便は、岩国、沖縄、この地域の他の国々との間で、人や文化の交流に貢献していくだろう。