米海兵隊岩国航空基地 -- アメリカ太平洋軍とその隷下部隊を視察中の中谷元防衛大臣が12月2日、岩国基地を訪れた。
この訪問で中谷大臣は、司令官をはじめとする基地関係者と会い、基地内で進む米軍再編に伴う工事を見学した。
岩国基地司令、ロバート・ブシェー大佐が出迎える中、基地司令部を訪れた中谷大臣は、今後の基地の変更についてブシェー大佐と会談した。
「中谷大臣の訪問は、岩国基地の戦略的重要性の意義を強調するものです。」とブシェー大佐。
日本の防衛大臣である中谷大臣は、岩国基地内で進む米軍再編に伴う工事の範囲を熟知している。
ブシェー大佐は、「どれぐらいの工事が岩国基地内で行われているかを、中谷大臣がご自身の目で実際に視察されたことに大変、感銘を受けました。」と話した。
この視察中、中谷大臣は基地全体を見渡せる一番展望の良い、航空管制塔を訪れた。また、米軍再編計画後、一番最初に移駐した部隊である海兵第152空中給油輸送中隊(VMGR-152)の施設を訪問した。
「基地の発展が成功していることを直に見ることで、日本政府の観点から、この再建計画を順調に進めることができるでしょう。」とブシェー大佐。
日本の防衛省のトップである中谷大臣の訪問は、岩国基地が日米両国にとって重要な施設であることを強調した。