米海兵隊岩国航空基地 -- 岩国基地のクラブ岩国ボールルームで10月22日、日本人従業員永年勤続表彰式が行われ、基地と岩国市関係者が出席した。
永年勤続表彰式は10年以上、岩国基地で働いている日本人従業員の献身と熱意を表彰するために行われる。
「どんな組織であっても、組織の成功はそこで働く人に大きく依存しています。基地は何年にも渡って多くの成功を収めてきました。」と話すのは、岩国基地司令、ロバート・ブシェー大佐。「どの部署で働いていようと、皆さんは岩国基地チームの一員であり、基地の成功は日本人従業員の皆さんのプロ意識、貢献、忠誠なしでは成し得ませんでした。」
日本人従業員は基地の運用を円滑に進めるために継続して貢献してきたが、それによって日米間の信頼は築かれ、それが維持されてきた。
「基地での勤務は、チームとして働くよい機会を与えてくれます。」と話すのは、岩国米軍放送(AFN)の管理専門職、ヨコヤマ・タエコさん。「この表彰式は尊敬や尊厳、栄誉を感じることができました。」
各職場の責任者は出席した日本人従業員に対し、その努力や基地に対する貢献について感謝を述べた。
「私達全員が、それぞれの役割の可能性を広げるために献身することが重要です。」と話すのは、憲兵隊、犯罪捜査通訳のハマダ・サカエさん。
感謝の意を表すことで、日本人従業員はこれからも最善を尽くし、良好な関係を維持しようとする気持ちが向上する。
「岩国基地に駐留し、日本の防衛を担っているアメリカ人全員に感謝しています。」とハマダさん。「この表彰式は私達にとって大変意味深いものです。何年にも渡って基地で働いて培ってきた知識と経験を今後も活かしていこう、という気持ちになります。」