米海兵隊岩国航空基地 -- 山口市にある野田学園高等学校、グローバル・インターナショナルコース(GIコース)の生徒が4月24日、岩国基地、マシューペリー高校を授業の一環として訪問した。
野田学園、GIコースが一番力を入れているのは、生徒が語学力とコミュニケーション技術を向上させ、異文化社会における自分達の役割を理解できるよう、必要な情報を提供し、新しいことに生徒自ら挑戦させることである。
マシューペリー高校を訪問して、野田学園の生徒はアメリカの学校を見学し、西洋文化を直に体験することができた。
「日本の生徒にとって、今日は同世代のアメリカ人生徒と出会う素晴らしい機会になりました。」と話すのは、野田学園教諭のルアウス・ボヘイティ先生。「とても珍しい体験ができましたが、うちの生徒にはこれが当然のことだとは思わないでほしいですね。基地内の学校を訪問できて、興奮したのは生徒なのか私自身なのか、正直よくわかりません。」
野田学園の生徒は基地に到着するとすぐに、ペリー高校の生徒のパートナーを紹介された。このパートナーは一日を一緒に過ごし、友情を深めながら互いに学びあう相手だ。
この日、いくつかの授業を一緒に受けながら日米の生徒達はお互いから学んだ。この授業の中には、ペリー高校の生徒の間で一番人気のスナック作りから、ジュニア予備役将校訓練課程プログラムへの参加まで、すべて含まれていた。
ボヘイティ先生によると、「基地内にある学校では、ホスト国である日本に対してアメリカ人の生徒が持っている敬意の念を知ることができるので、今日の訪問はGIコースの生徒全体に影響を与える。」という。
「今日は両校にとって、忘れ難い日になるでしょう。」と話すのは、マシューペリー学校の学内活動コーディネーター、リチャード・ピーターソンさん。「今日の体験を通じて、生徒達は異文化を体験し、生涯続く友情を築き、絆を深めることができました。」
ピーターソンさんは「GIコースの授業の一環として訪問していただき、大変刺激になりました。自分の生徒と日本の生徒の異文化体験を手助けできることを、この先もずっと楽しみにしています。」と話した。