米海兵隊岩国航空基地 -- 体育館に響き渡るバスケットボール選手の声。マシュー・ぺリー高校の体育館で1月18日、ペリー高校と田布施農工高校のバスケットボールチームの対戦試合が行われた。
ペリー高校のレディ・サムライ(女子チーム)やサムライ(男子チーム)と対戦するため、田布施農工高校は山口県熊毛郡田布施町から遠征してきた。
最初の試合は田布施農工の女子チーム、スーパー・ハイドレンジア対ペリー高校のレディ・サムライ。結果は47対24で田布施農工が勝利した。レディ・サムライは苦戦を強いられたが、今後の成長には自信を持っている。
「今シーズンは新しい選手が多く入ったこともあり、(選手同士の)相性やチームワークに力を注いできました。」と話すのは、レディ・サムライ、シューティングガードのナオミ・ジオラ選手。「次回の試合ではベストを尽くせるように願っています。新しい選手が学ぶには多くの努力が必要ですが、私達ならできると信じています。」
レディ・サムライは今シーズン、1年目の選手をチームに入れて試合を経験させており、現段階で4勝7敗という成績の勝数を増やすために選手達は試合に果敢に挑んでいった。
女子チームの試合の後は男子チームの対戦。結果は57対29でサムライが田布施農工を圧倒し、今シーズンの記録を11勝0敗に更新した。
ファー・イースト・ディビジョンIIIトーナメントを前に、レディ・サムライもサムライも残すは4試合となった。両チームともトーナメント優勝を目指している。
「(サムライは)よくやっていると思います。残り4試合も勝てるのではと、楽しみにしています。」と話すのは、サムライのドウェイン・ティギー監督。「チーム内でのバランスが重要です。バランスをうまく保っていけば、今の調子を継続できるでしょう。」
レディ・サムライとサムライの次の試合は1月23、24日で、ウェスタン・ジャパニーズ・アクティビティーズ・アソシエーション(WJAA:Western Japanese Activities Association)所属チームとの対戦を予定している。