米海兵隊岩国航空基地 -- 南カリフォルニア・シーホース・サッカークラブが7月22~24日の日程で、第7回サッカーキャンプを岩国基地ペニーレイク運動場で開催した(シーホース:意味はタツノオトシゴ。Seahorse)。
シーホースはカリフォルニア州、ラ・ミラーダに拠点を置く、意欲的なキリスト教系サッカーチーム。福祉活動プログラムとして、放課後プログラム、キャンプ、アジアからアメリカ西海岸までの海外遠征ツアーなどを実施している。
マリン・コー・コミュニティ・サービス(MCCS)と共同で、シーホースは岩国基地の子供たちに向けた、サッカー技術を向上させるための教室を開催した。
「私は岩国で育ちました。」と話すのはシーホースのツアー責任者、ポール・ジッツイさん。「子供の頃は、錦帯橋周辺を怖いと感じていました。この度、サッカーに対する情熱を分かち合うだけでなく、他の人たちを岩国に連れてきて、自分と同じ文化を体験してもらうことができて幸せです。」
このキャンプの間、シーホースのコーチたちはサッカーの様々な要素に焦点を置いた。毎日、参加者はグループに分けられ、コーチがグループごとにパス、シュート、ボールの受け止め方や捌き方など、特別な技術を教えた。
「岩国には初めて来ましたが、とても素晴らしい体験です。」と話すのは、シーホースのコーチ、ミーガン・マロニーさん。「岩国の子供たちとの絆を結んでいます。岩国の子供たちはとてもいい子で、喜んで学ぼうとしてくれます。これ以上、あの子たちに望むことなどありません。」
キャンプ開催中、参加した子供たちが新しい技術を練習し、それを向上させることができるよう、練習試合が行われた。
「岩国の子供たちが大好きです。」と話すのは、キャンプのコーチ、カライラ・ホルトさん。「子供たちはエネルギーに満ち溢れていて、サッカーを本当に楽しんでいます。去年も岩国に来ましたが、(ここが)大好きになりました。だから、今年も岩国に来たのです。日本文化を体験することもですが、もっと重要なのは(岩国の)子供たちに会うためです。」
ホルトさんは、「岩国基地がシーホースを歓迎してくれる限り、日本への遠征ツアーを続けていく予定で、子供たちにサッカーを教え、サッカーに対する愛情を分かち合いたい。」と話した。
写真1:7月24日、岩国基地ペニーレイク運動場で行われたサッカー・キャンプで、練習試合を行う参加した子供たち。このサッカー・キャンプはマリン・コー・コミュニティ・サービス(MCCS)と南カリフォルニア・シーホース・サッカー・クラブが共同で開催したもので、岩国基地の子供たちにサッカーの技術を教えた。
写真2:7月23日、岩国基地ペニーレイク運動場で行われたサッカー・キャンプで参加した子供にヘディングを教える、南カリフォルニア・シーホース・サッカー・クラブのコーチ、サマンサ・ポーターさん。このサッカー・キャンプはマリン・コー・コミュニティ・サービス(MCCS)と南カリフォルニア・シーホース・サッカー・クラブが共同で開催したもので、岩国基地の子供たちにサッカーの技術を教えた。
写真3:7月23日、岩国基地ペニーレイク運動場で行われたサッカー・キャンプで参加した子供と一緒にリフティングの練習をする、南カリフォルニア・シーホース・サッカー・クラブのメンバー、カライラ・ホルトさん。シーホースはカリフォルニア州、ラ・ミラーダに拠点を置く、意欲的なキリスト教系サッカーチーム。福祉活動プログラムとして、放課後プログラム、キャンプ、アジアからアメリカ西海岸までの海外遠征ツアーなどを実施している。