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Seaman Darion Black, left, general duty corpsman with Robert M. Casey Medical and Dental Clinic, and a firefighter with the station Fire Department work together to assist Lance Cpl. David Mayorga, a patrolman with the Provost Marshal’s Office, as part of a mock scenario during a mass casualty evacuation drill on the flight line aboard Marine Corps Air Station Iwakuni, Japan, April 2, 2014.

Photo by Cpl. James R. Smith

同じゴールを目指し、緊急対応要員がひとつになる大規模災害避難訓練

2 Apr 2014 | ジェイムズ・スミス伍長 Marine Corps Air Station Iwakuni-Japanese

サイレンの音が鳴り響く中、ロバート・ケイシー医療歯科診療所、憲兵隊、消防隊の緊急救援車輌が現場に駆けつけた。これは、岩国基地フライトラインで4月2日に行われた大規模災害訓練。

「この訓練は、人出の多いイベントで屋台からプロパンガスのタンクが爆発したという想定で行いました。」と話すのは、基地憲兵隊のアシスタント・オペレーションズ・チーフのフォレスト・ウィンター二等軍曹。

「この(訓練の)爆発により、死傷者や爆発でショックを受けた人などが出た。」とウィンター二等軍曹。「緊急対応要員として、我々は被害者を治療するために、この混乱した状況を制御しなければなりません。」

岩国基地特別対応チームの隊員は訓練現場に駆けつけると、最初に緊急医療チームなどの緊急対応要員と一緒に規制線を張った。

混乱した状況を制御するために多くの対応チームが到着したが、どのようにして秩序ある体制を維持しているのか不思議に思う人もいるだろう。

「この訓練の目的は、緊急対応要員全員が一緒にうまく機能することができるように確認することです。」とウィンター二等軍曹。「他の緊急対応要員がどのように行動するかを理解できているか、確認するための訓練です。」

「この訓練で、緊急対応要員は共に働き、被害者を治療するための標準手順をお互いに理解できます。」とウィンター二等軍曹は話す。

「他の緊急医療チームと一緒に隣り合って作業できたのはとても良かったです。」と話すのは、基地医療診療所の衛生兵、ダリオン・ブラック上等水兵。「患者によりよい治療を提供するために、お互いに知識を分かち合うことができました。」

医療歯科診療所チームと基地消防隊の間には言葉の壁があったが、互いのコミュニケーションが止まることはなかった。

「治療は世界共通ですから、言葉の壁はあまり大きな問題ではありませんでした。」とブラック上等水兵。「治療が必要な人がいれば、緊急対応要員はその患者を治療し、搬送するという同じゴールを目指して働きます。」

想定訓練を完了すると、同様の事態が発生した場合、参加した緊急対応要員は互いによりよく機能できるようになる。

「このような訓練を実施し、何かあったときに岩国の人々を守れることを確認できたのは良かったと思います。」とウィンター二等軍曹は話した。


 

写真1:4月2日に岩国基地、フライトラインで行われた大規模災害非難訓練で、ロバート・ケイシー医療歯科診療所の衛生兵、ダリオン・ブラック一等水兵(左)と基地消防隊員が、憲兵隊パトロール員のデイビッド・マヨルガ兵長を救助している。

写真2:4月2日に岩国基地、フライトラインで行われた大規模災害非難訓練で、ロバート・ケイシー医療歯科診療所の衛生兵と基地消防隊の緊急対応要員が患者を搬送している。この訓練には、憲兵隊と特別対応チームの隊員も参加した。

写真3:4月2日に岩国基地、フライトラインで行われた大規模災害非難訓練で、ロバート・ケイシー医療歯科診療所、基地消防隊、憲兵隊の緊急対応要員が負傷者の手当てをしている。この訓練は、大勢の人がいる中で、屋台のプロパンガスが爆発したという想定で行われた。