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自衛隊と米軍が相互運用性を高める日米合同訓練キーンエッジ

27 Jan 2010 | クラウディオ・マルティネス兵長 Marine Corps Air Station Iwakuni-Japanese

自衛隊と在日米軍による1週間の日米合同指揮所演習、キーンエッジが1月27日に終了した。

この訓練には自衛隊員と岩国基地の上級担当官たちが参加した。この訓練の目的は、すべての脅威に対する、米国と自衛隊の相互運用性と戦闘即応体制を向上させることである。

「この訓練の主な目的は、我々のクラスター内で発生するすべての懸案に対し、どのように対応するかを日米間で調整できるよう、コミュニケーションを取ることである。」と話すのは、岩国基地、対テロ対策担当官のアンドリュー・サミュエルさん。

日本が攻撃された場合、それぞれ適応されるベース・クラスタープログラムに分割され、その分割された地域がその地域の司令に割り当てられる。

岩国基地司令官のマイケル・オハローラン大佐は、自衛隊責任者とともに、クラスター4(下関から大阪までの地域)内の防衛責任を担当する。

クラスター4には岩国基地、米陸軍広弾薬庫、米陸軍呉第6埠頭、秋月弾薬庫、米陸軍川上弾薬庫が含まれる。

キーンエッジでは、防衛境界の侵害から弾道ミサイルやテロによる攻撃まで、さまざまなシナリオを想定して行われた。サミュエル氏は、これらのシナリオを想定して訓練する間、簡単な軍専門教育(PME)のクラスを担当したという。このクラスでは、日米の両方の責任者が、互いがどのように運用されるのかを学ぶことができる。

「実際に岩国基地で訓練できたことで、我々はよりよい調整をとって対応することができた。日米が共同で訓練を行い、互いに教えあい、調整し、その過程を経験できた。」とサミュエル氏。「日本人は我々がどのように仕事をしているかをよく理解できたし、自分も日本人がどのように仕事をしているかをより理解できた。異なる見解もあったが、適切な妥協点を見つけることができた。」

陸上自衛隊、中部方面隊司令部司令、ナカハラキヨシ三佐は、「言葉の壁は小さな問題であって、我々のクラスターを効果的に防衛することを妨害するものではなかった。」と話す。

「何の問題もなかった。」とナカハラ三佐。「キーンエッジは、自衛隊、米軍がお互いに必要としているものを認識できる、双方にとって大変よい訓練だと思う。お互いの関係を向上するためにも、将来も継続すべき大変重要な訓練だ。」