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海兵隊員と海軍隊員がタイの社会福祉センターを訪問

10 Feb 2010 | サルバドール・モレノ兵長 Marine Corps Air Station Iwakuni-Japanese

2月10日、タイ空軍コラート航空基地で軍事演習「コブラゴールド2010」に参加中の海兵隊員と海軍隊員が、ナリサワット女性保護・職業訓練社会福祉センターを訪問した。

この施設への訪問は、教会が主催するコミュニティ活動の一環として行われた。

「この施設には以前にも行ったことがある。」と話すのは、海兵第12飛行大隊(MAG-12)の従軍牧師、デニス・コックス海軍中佐。「訪問先は、今までに交流のあったところから選んでいる。それは信頼関係が出来上がっているからだ。」

コブラゴールド2010は定期的に実施されている共同軍事訓練で、米軍とタイ軍が継続して行っている軍事演習である。この訓練の目的は、タイ周辺地域の安全を確保し、タイ軍の自国防衛能力を高め、タイ周辺地域の有事に対応するためである。

今回、ナリサワット社会福祉センターを訪れた海兵隊員と海軍隊員は全部で19名。コブラゴールド2010の実施中に行われたコミュニティ活動としては、9回目となる。

ナリサワット社会福祉センターは1966年に設立され、恵まれない女性たちが社会復帰したり、強制的に売春させられないようにすることを目指し、精神的リハビリテーションや職業訓練、非公式教育を提供している。この施設には8歳から18歳までのおよそ150名の女性たちが暮らしている。

「彼女たちは自分たちの訪問をとても楽しみにしていてくれた。」と話すのは、海兵第36飛行大隊(MAG-36)所属のクラウディア・グレロ兵長。「自分たちが訪問した1日だけでも、彼女たちの生活に影響を与えたというのは大きな意味があることだ。」影響を与えるとは、コブラゴールド2010が基地内外で意味することすべてである。

今回の訪問には、MAG-36司令、ロバート・ブラッソウ大佐とタイ空軍コラート航空基地司令、「ロケット」チャタラソパ大尉も参加した。

「司令がこのプロジェクトに参加するというのは重要なことだ。」と話すのはコックス海軍中佐。「それは、誰にとっても重要なプロジェクトであるということだからだ。」海兵隊員と海軍隊員は、施設の女性達と交流し、海外駐留中は隊員一人一人が大使であるということを示した。

「みんなで伝統的なゲームをやった。」とグレロ兵長は話す。「世界がどんなふうになっているのかを知るのは気分がいい。」今回の訪問は数時間のものであったが、与えられた善意は生涯続いて影響を与え、幸運な人生にある瞬間を宿すことになるかもしれない。


 
写真1
2月10日、ナリサワット社会福祉センターで少女たちのパフォーマンスを楽しむ、海兵第36飛行大隊司令、ロバート・ブラッソウ大佐とタイ空軍コラート航空基地司令、チャタラソパ大佐。

写真2
2月10日、ナリサワット社会福祉センターで少女たちにアイスクリームを配る、海兵第36飛行大隊司令、ロバート・ブラッソウ大佐。

写真3
2月10日、ナリサワット社会福祉センターの少女とゲームをして遊ぶ、クラウディア・ゲレロ兵長。このゲームは、相手の足につけた風船を踏んで割るというもの。

写真4
海兵隊員と少女が一組になって競争に参加している。このゲームは、ケーキを食べ、辛いジュースを飲み、ベビーパウダーを吹いて中にあるコインを見つけだし、針に糸を通し、最後に風船が割れるまで膨らませる。