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1つの任務を達成する3つの部隊 - 岩国基地航空ターミナル

8 Apr 2011 | チャーリー・クラーク兵長 Marine Corps Air Station Iwakuni-Japanese

岩国基地、航空管制塔の海兵隊員、海軍隊員は、オペレーショントモダチ支援のため、休むことなく航空機、貨物や人員の乗降を支援した。

オペレーショントモダチは被災者の方々に物資援助などの救済することや日米政府によって行われている共同災害救助活動のこと。

航空管制塔を運用しているのは航空運送、乗客サービスセンター、航空管制運用センター(ATOC)の3つの部署。

ATOCは航空機との通信や、航空機の離着陸前にATOCの隊員が航空機を支援する態勢になっているかどうかの確認を行っている。

「航空機が着陸前に必要なことは何でも支援する。」と話すのは、岩国基地、航空管制塔、後方支援専門家のディアンテ・パターソン海軍兵長。「そうすることで、航空機はできるだけ早く滑走路に離着陸し、任務を完了することができる。」

岩国基地に近づいてくる航空機は、ATOCに無線を送り、必要な手配をする。

「そこからATOCの出番だ。」と話すのは、ATOCの事務員、ショーン・ジョーンズ兵長。「航空機が燃料を要求すれば、燃料を用意する。乗客や貨物を積んでいれば、積荷目録や乗客名簿を航空輸送と乗客サービスセンターへ届ける。このようにして、岩国基地の滑走路に何が、誰が到着し、何が、誰が離陸するかを全員が把握する。」

航空輸送の隊員は、積荷目録を一覧表として使用し、別の航空機が必要とする物資や装備の記録をつける。

航空輸送の海兵隊員は、KC-130などの貨物輸送用航空機から積み下ろされた装備を受け取る。この貨物は人道支援物資から軍事装備まで様々だ。

「我々は、岩国基地にある航空機のためにすべての貨物を準備を整える。」航空輸送、下士官担当官のライアン・フェッツオファン伍長は話す。「航空輸送の隊員でなければ貨物の準備を整えることはできず、航空機へ積み込むこともできない。」

オペレーション・トモダチが始まってから、水、発電機、衛生機器など、被災者の人たちが必要としている様々な物資、100万ポンド(約453トン)以上が岩国を飛び立った。

「オペレーション・トモダチのために多くの支援をしてきた。」とフェッツオファン伍長。「このオペレーション・トモダチが始まったとき、我々は海兵第171航空師団支援中隊(MWSS-171)や海兵第172航空師団支援中隊(MWSS-172)の装備をKC-130に移動させた。これは、後で輸送される物資を積み下ろして、その物資を一番必要としている人たちに届けられるようにするためだ。」

貨物と同様に、人員も航空機に自分達で勝手に搭乗したり、降りたりできない。乗客サービスセンターの乗客サービス員が乗客一人一人を航空機内の適切な場所に案内しなければならない。

「できるだけ隊員が支援できるよう、海兵隊員や海軍隊員を東北地方へ派遣している。」と話すのは、岩国基地、航空ターミナル乗客サービス員のジェイヨン・ギブス一等兵。「もしより多くの装備が必要なら装備を送る。支援のための人員が必要なら人員を派遣する。任務を遂行するために必要なものを何でも送る。」

この隊員たちは何時間もこの仕事に専念していたが、彼らが最も後悔していることは、東北地方へ行って、この災害救助活動を直接支援できなかったことだ。

「この任務を終了させるために多くの仕事を必要とする。」とギブス一等兵。「現地に行って支援をしたいと思うのと同じくらい、誰かがその背後で航空機や人員の支援をしなければならない。」

任務は1人の人間だけでは達成できない。チームが必要だ。

「すべてチームワークだ。」とギブス一等兵。「ターミナルが機能するためには、チームワークが必要だ。助けが必要な人は誰でも我々は、必要な人は全員対処する、世話をする。」

旧ターミナルはおよそ200名の乗客しかサポートできないが、新ターミナルでは最大800名の乗客をサポートできる。新ターミナルには、乗客がフライト前にくつろいだりテレビを見たりする場所も用意されている。

岩国の航空管制塔の隊員たちは、オペレーション・トモダチにおける再供給の拠点として機能する能力において需要である。そして、彼らは毎日、任務を完了している隊員を支援することに貢献している。


 
写真1
オペレーション・トモダチを支援するために、KC-130Jに搭乗しようとしている救援物資を積んだ高機動多目的装輪車(ハンビー)。岩国基地は、東北地方で発生した地震と津波で被害を受けた地域へ向けての重要な再補給拠点として機能した。

写真2
ハンビーを運転している海兵第4航空管制中隊(MACS4)、航空管制通信技術者のクリストファー・エルシュレーゲル二等軍曹が安全にKC-130Jに搭乗しているかを確認している。このKC-130Jはオペレーション・トモダチのための救援物資を運搬する予定で、救援物資は東北地方の被災者へ届けられる。

写真3
岩国基地、航空ターミナル、乗客サービス係のシーザー・ティエラブランカ兵長が、海兵第314戦闘攻撃中隊(VMFA-314)の電気整備士のカリオス・モンロイ兵長を手伝っている。乗客サービスセンターの隊員は乗客に対応し、航空機内のどこへ搭乗するかを案内する。

写真4
3月31日、すべての物資を数えるために、岩国基地、航空ターミナル、航空運送のアンソニー・スパニョーラ兵長が積荷目録をチェックしている。航空運送の海兵隊員は積荷目録を使用して、物資の記録をつけている。これらの物資は3月11日の地震と津波で被災した東北地方へ送られる。