米海兵隊岩国航空基地 -- 6月13日、岩国市はオペレーション・トモダチでのリーダーシップに対し、岩国基地司令官に感謝状を贈った。
岩国市を代表して、福田良彦岩国市長から岩国基地司令、ジェームズ・スチュワート大佐に感謝状が贈られた。オペレーション・トモダチは、3月11日に発生した東日本大震災の被災者の方々への、日米両政府による人道的救済支援である。
「岩国基地司令官は岩国基地でのオペレーション・トモダチを導く、とても大きな役割を果たしてくださいました。」と福田市長。「スチュワート大佐がしてくださったことに深く感謝し、岩国市民を代表して、今日ここに感謝状を贈りたいと思います。基地と岩国市とのこのような日々のコミュニケーションが、日米の絆を深めているのです。」
数週間前、福田市長は北澤俊美防衛大臣を訪れ、オペレーション・トモダチについての報告をしていた。
福田市長によると、北澤大臣もまた、オペレーション・トモダチにおけるスチュワート大佐のリーダーシップや基地の支援について感謝の意を表していたという。
感謝状には、オペレーション・トモダチでのスチュワート大佐と基地が果たした役割と、基地コミュニティと岩国市との関係を深めた尽力に対して、感謝の意が述べられていた。
スチュワート大佐は、「この感謝状は、日米両国間の友情に対する素晴らしい贈り物であり、安全保障体制の強い証だ。」と述べた。
岩国基地の戦術的位置と空海港の機能により、オペレーション・トモダチでは、基地は後方支援および再補給のハブとして機能した。岩国基地や太平洋地域から、自衛隊と米軍の航空部隊や海上部隊が、被災者を支援するために東北地方へ水や衣類、その他の物資を運搬し、日々の任務を行った。
また、基地住人約300名が寄付活動を行い、合計で1,900箱以上、重さにして11,200ポンド(約5,000キロ)の物資を送った。
スチュワート大佐は、「岩国基地が支援を提供できたのは、日米のコミュニティ、軍、政府の良好な関係と協力の賜物である。」と話した。
オペレーショントモダチは6月1日に正式に終了した。
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6月13日、岩国市役所で岩国基地司令、ジェームズ・スチュワート大佐に感謝状を贈呈する福田良彦岩国市長。この感謝状は、東北大震災での日米共同人道支援、オペレーショントモダチにおける基地の貢献に感謝して送られた。