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Pumps are used to move water from the Nishimi Water Purification Plant uphill to a distribution center during a field trip Aug. 12. They pump thousands of gallons of water uphill so it may flow down to homes without the need for extra pumps.

Photo by Pfc Nicholas H. Rhoades

基地の子供たちが浄水場見学

12 Aug 2011 | ニコラス・ローズ一等兵 Marine Corps Air Station Iwakuni-Japanese

岩国基地、ユースアンドティーンセンターの子供たちが8月12日、岩国市の錦見浄水場を訪れ、水がどのようにして各家庭に届けられているのかを勉強した。

この浄水場は錦川から取水、浄水して、岩国市内の家庭へと送っている。

子供たちはこの浄水場がどのような働きをし、どのようにして岩国市や岩国基地に水を提供しているかを学んだ。

「錦川からどうやって水を引いているのかを勉強しました。」と話すのは、この日見学をしたコーディ・ヘルナンデスさん。ヘルナンデスさんは9月から始まる新学期でペリー高校の7年生(日本の中学一年生)になる。子供たちは浄水場内で、水が薬品処理される様子や浄水装置を見学した。

浄水場を案内してくれた技術者のナカモトヒデオさんが、「薬品を使って不純物を取り除き、飲料水として使えるお水にします。」と説明してくれた。

汚染物質を取り除くため、水には汚染物質を凝固する薬品が加えられる。その後、水は貯水槽に移され、そこで薬品と汚染物質は安全に取り除かれる。

見学が終わると、建物内で質疑応答の時間。子供たちは錦川や浄水場の取水の仕組みなどについて質問した。

ナカモトさんは浄水場にどれくらいの量の水が蓄えられているか教えてくれた。

「不純物が除かれた後の水の量に驚きました。」とヘルナンデスさん。「全員、ボトル詰めの水よりも蛇口からの水を使うべきだと勉強しました。」

家庭の水道から出る水は、店で販売されているペットボトル入りの水よりも多くの検査を経て届けられている。

「この社会見学はとてもうまくいった。子供たちが今日学んだことを学校で他の生徒に話してほしいと思います。」と話すのは、岩国基地、施設部環境課の環境保護専門家のチャック・ヒルさん。

ユースアンドティーンセンターのサマープログラムでは、子供たちに健康と環境について教育する内容を今後も提供していく予定だ。


 
写真1
水は、錦見浄水場から配水地へポンプで揚げられる。配水地へ送られる水は数千ガロン(1,000ガロン=約3,785リットル)で、ここから各家庭に送られる。

写真2
浄水場で浄水されたばかりの水道水を飲むカイル・カスターさん(9歳)。水は飲み水として使用できるよう、浄水場で多くの検査が行われる。

写真3
8月12日、錦見浄水場を見学に訪れたユースアンドティーンセンターのジェイデン・スコットさん(10歳)と子供たちが、貯水槽をのぞいている。ユースアンドティーンセンターの子供たちは今年の夏、環境保護について学んでおり、浄水場の見学中も学びを深めた。