米海兵隊岩国航空基地 -- 10月27日、岩国基地の隊員と教会職員がボランティアで海土路保育園を訪問した。
ボランティアの隊員が保育園の運動場に入ると、園児たちが笑いながら隊員の周りに集ってきた。園児たちの顔には、驚きや戸惑い、恐れまで様々な表情が浮かんでいた。
海兵第171航空師団支援中隊(MWSS-171)所属のアレックス・ヴィンルアン海軍二等兵曹は狼男に変身して、園児を恐怖と興奮で魅了した。
過去8年間、岩国基地教会は海土路保育園を毎月訪問し、園児たちに英語や文化交流の楽しさを教えたりしている。8年前、基地教会、管理専門職のヤマダ・ノリコさんが海土路保育園への毎月の訪問を始めた。
ヤマダさんは日本の子供たちに、英語を習ったり、友情や文化を学んだり、また保育園での楽しい思い出を作って欲しいとこの訪問を始めた。ヤマダさんがこの訪問を始めたのは、日本の子供たちに英語を教えたり、友情や文化について教えたり、子供たちに保育園での楽しい思い出を作ってほしかったからだ。
「基地と保育園のこのようないい関係を今後も続けていきたいです。」とヤマダさん。隊員は二階へ案内されると、3つの教室に分かれて入っていった。それぞれの教室は、遊びたくて待ちきれない様子の園児たちでいっぱいだった。
園児たちは自分が選んだ隊員と一緒にパズルをしたり、アルファベットの絵本を読んだり、隊員の衣装で遊んだりした。
ボランティアに参加したい人は、電子メールで情報を得ることができる。
園児たちに配るお菓子は、参加した隊員が自分たちのお金で用意していった。3月に園児が保育園を卒園するときは、教会は英語の卒園証書を用意する予定。これらの費用もボランティアが自費でまかなう。
園児たちは先生に一つの教室に集められ、ヤマダさんと隊員から「トリックオアトリート(お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ!」 )」の言い方を教わった。子供たちは元気に「トリックオアトリート!」と叫び、それぞれが一生懸命その言葉を真似していた。
「自分が何か大きな変化を生み出していると感じる。」と話すのは、岩国米軍放送(AFN)のランス・バールソン海軍一等兵曹。
バールソン海軍一等兵曹は、「我々が日本人を大事に思っているということを示すかどうかは、自分たち次第だ。」と付け加えた。
園児と隊員はゲームをした。そのゲームは、音楽が流れている間はみんなで輪になって歩き、音楽が止まると隊員の一人が数字を掲げる。他の隊員は床に座り、その数と同じ人数の園児を集めるというもの。
「子供たちと日本語で話しているとき、その表情を見るのが好きだ。」とバールソン海軍一等兵曹。
ボランティアに参加したブランドン・リード海軍三等兵曹は、子供たちに英語を教えるためだけでなく、自分も子供たちと一緒に楽しむために参加した。
「保育園に行って園児たちと遊び、英語とハロウィンについても少し教えてあげた。」とリード海軍三等兵曹。
次に教室がスクリーンで区切られ、園児と隊員がそれぞれ分けられた。
一回に3人の園児がスクリーンに向かって行き、ノックをして、スクリーンが開くのを待った。
園児たちは「トリックオアトリート」と叫ぶと、お菓子の入ったバッグに近づいた。
「子供たちはすごかったよ。楽しませてくれた。」とリード海軍三等兵曹。
リード海軍三等兵曹は、「海土路保育園への訪問は、日本の役に立ち、基地が地域とよい関係を築けることを示す方法だ。」と言う。
隊員が着ていた衣装は基地教会が用意したもの。
基地教会は祝日を除き、毎月第四木曜日に海土路保育園を訪問している。
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10月27日、海土路保育園を訪問した岩国基地教会のフランクリン・ディゾン海軍曹長が、アルファベットの本を園児たちに見せている。過去8年間、岩国基地教会は海土路保育園を毎月訪問し、園児たちに英語や文化交流の楽しさを教えたりしている。基地教会は祝日を除き、毎月第四木曜日に海土路保育園を訪問している。
写真2
10月27日、海土路保育園でお菓子の入ったバッグを見ている園児。ボランティアで保育園を訪れた隊員が、園児にハロウィンについて説明した。8年前、基地教会、管理専門職のヤマダ・ノリコさんが海土路保育園への毎月の訪問を始めた。園児たちに配るお菓子は、参加した隊員が自分たちのお金で用意していった。
写真3
10月27日、海土路保育園で、園児に衣装を触らせている海兵第171航空師団支援中隊(MWSS-171)所属のアレックス・ヴィンルアン海軍二等兵曹。この日、保育園を訪れた隊員は、園児にハロウィンについて説明した。