米海兵隊岩国航空基地 -- 岩国基地、ボーリング場の駐車場で12月4日、『第14回トイズフォオトッツ・バイクラリー』が開催された。これは、岩国基地のシングルマリンプログラムと岩国モーターサイクルクラブの主催で行われた。
このラリーは、2歳から18歳までの恵まれない子供たちにおもちゃをプレゼントする、『トイズフォオトッツ』キャンペーンの一環として行われたもの。
集められたおもちゃは、海兵隊員が訓練している様々な国々での地域活動プロジェクトで配られる予定。
ラリーには、100名を超える日本人とアメリカ人が集った。
このイベントは恵まれない子供たちのためだけでなく、日本人とアメリカ人のバイク愛好者たちが集って一緒に過ごす機会でもある。
「今日のラリーで、恵まれない子供たちのために日本人からも寄付を集められる。」と話すのは、シングルマリンプログラム、コーディネーターのショーン・アリーさん。「このラリーにはおまけがある。この地域のバイカーも自分たちのバイクを見せる楽しみがある一方で、崇高な理由でこのイベントを助けられるからだ。」
この日ラリーに参加した日本人バイカーの多くは、会場に到着するとすぐに1つか2つのおもちゃを用意された箱の中に入れていた。
おもちゃの寄付はラリーの参加条件ではないが、日本人バイカーはおもちゃの寄付を奨励されていた。
「このラリーは、日本人とアメリカ人が共通の善意の目標のために集って、岩国周辺や世界中の恵まれない子供たちを助けるために行われる。」と話すのは、海兵第171航空師団支援中隊(MWSS-171)の副指令、エドワード・バーレット少佐。「日本人は与える精神を好む人たちだ。自分のバイクに乗るという共通の興味を使って、恵まれない子供たちのためにもっとおもちゃを集めるという目標を楽しく支援するために日本人をひきつけた。」
ラリーでは、基地の海兵隊員が基地や日本周辺を守るために彼らが使う軍装備を日本人ライダーに見せる機会があった。
基地の車両輸送課と爆発物処理団の海兵隊員は、ラリー参加者に軍装備を見せたり、またデモンストレーションをして見せた。
バイカーたちは基地内を一周した後、SMPが用意した食事やバンドの生演奏、ゲームなどで楽しんだ。
ボランティアの海兵隊員と日本人参加者は、綱引きや相撲スーツを着て相撲を取ったりした。
「今日はとても楽しい時間を過ごせました。」と話すのは、サンタクロースに扮してラリーに参加した、スエヒロ・カズアキさん。「今後も是非、こういったイベントをして欲しいです。」
岩国基地内では、『トイズフォオトッツ』の寄付をまだ受け付けている。月曜から金曜までは午後6時から8時まで、週末は午前10時から午後6時まで、マリンコーエクスチェンジ前に寄付を受け付ける海兵隊員が待機している。寄付は包装していないおもちゃまたは衣類に限る。
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12月4日、岩国基地、ボーリング場の駐車場で行われた『第14回トイズフォオトッツ・バイクラリー』で、バイクに乗って基地を一周する日米のバイカーたち。このラリーはトイズフォオトッツの支援として、日米のバイカーたちがおもちゃを寄付した。寄付されたおもちゃは、海兵隊員が訓練をしている様々な国での地域活動プロジェクトで恵まれない子供たちに配られる。このイベントは恵まれない子供たちのためだけでなく、日本人とアメリカ人のバイク愛好者たちが集って一緒に過ごす機会でもある。この日ラリーに参加した日本人バイカーの多くは、会場に到着するとすぐに1つか2つのおもちゃを用意された箱の中に入れていた。
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12月4日、岩国基地、ボーリング場の駐車場で行われた『第14回トイズフォオトッツ・バイクラリー』に参加したマツオカ・マサヤスさんに、対爆スーツのヘルメットをかぶせる、爆発物処理班のダニエル・バージェス三等軍曹。ラリーでは、基地の海兵隊員が使う軍装備を日本人ライダーに見せる機会があり、車両輸送課と爆発物処理団の海兵隊員は日本人参加者に軍装備や実際のデモンストレーションをして見せた。
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12月4日、岩国基地、ボーリング場の駐車場で行われた『第14回トイズフォオトッツ・バイクラリー』に参加したサンタクロース姿のスエヒロ・カズアキさんが、海兵隊員との綱引き大会で日本人チームのリーダーを務めている。ボランティアで参加した9名の海兵隊員は、日本人と綱引きをしたり、相撲スーツで相撲したりした。