米海兵隊岩国航空基地 -- ランナーはストレッチをしたり、靴を再確認しながら、スターターピストルが鳴るのを待っていた。ピストルが鳴ると、ランナーたちの長い闘いが始まった。
4月15日、岩国基地でマリンコーコミュニティサービス(MCCS)主催の第45回キンタイマラソンが行われた。この大会には基地住人と一緒に日本人選手も参加し、ベストタイムを出そうと奮闘した。
「このマラソン大会は、日本人選手とアメリカ人選手が出会える素晴らしい大会です。特に今日は天気が素晴らしく、選手の皆さんの嬉しそうな表情がよくわかります。」と話すのはMCCSリクリエーションスペシャリストのタジマ・マイさん。「選手の皆さんは本当に楽しい時間を過ごせたと思います。」
選手は年齢別に5つのカテゴリーに分けられた。「男子の部は29歳以下、30歳から49歳、50歳以上の3つのカテゴリーに分かれています。」とタジマさん。「女子の部は34歳以下と35歳以上の2つのカテゴリーです。」
「これらのカテゴリーとは別に、グループで走りたい選手のためにチームのカテゴリーも用意しました。」とタジマさん。
レースは選手の年齢別だけでなく、走る距離でも分けられ、各カテゴリーで優勝者が決められた。「10キロ、ハーフマラソン(21.0975キロメートル、約13マイル)、フルマラソン(42.195キロメートル、約26マイル)のコースがあります。」とタジマさん。
選手の中にはメダルに関係なく参加している人や、完走を目的としている人もいた。
「この大会は楽しむためのものです。競争の要素はあまりなく、完走というひとつの目標をみんなで目指しているからです。」と話すのは、レースに参加したルーク・ピートさん。
このレースを完走するにはトレーニングが必要だが、トレーニングをすることにより、選手は健康的な体型を維持することができる。
「もっと大事なことは、屋外に出て体を動かすということです。」とピートさん。「ソファにただ座って時間を過ごす代わりに、フルマラソンを走っているんです。別に大げさなことではありません。」
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4月15日に行われた第45回キンタイマラソンで、時計を自分のペースに合わせた後、スタートを切る地点からレースをスタートする選手たち。選手たちはスタート時は固まっていた選手たちだったが、追い抜いたり、追い抜かれたりしてすぐにばらばらになっていった。選手の中にはメダルや順位に関係なく参加している人や、完走を目的とした選手もいた。フルマラソンを完走するには訓練が必要で、それにより、選手の体型を健康的に保つことができる。
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時計を自分のペースに合わせた後、スタート地点から第一歩を踏み出す選手たち。スタート時は固まっていた選手たちだったが、追い抜いたり、追い抜かれたりしてすぐにばらばらになっていった。
写真3
時計を自分のペースに合わせた後、スタート地点から第一歩を踏み出す選手たち。選手たちは、年齢別に5つのカテゴリーに分けられた。
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給水所で水やスポーツドリンク、スナックを受け取る選手たち。給水所は、選手の体調を最良に保つためにコースの各所に設けられた。