米海兵隊岩国航空基地 -- 岩国基地の海兵隊員、海軍隊員が6月26日、地域社会活動の一環として岩国市内の黒磯保育園を訪問した。地域社会活動は、地域コミュニティと文化交流や積極的な交流のために行われる。
この日訪問した7名の海兵隊員と2名の海軍隊員は、保育園児たちから歌、踊り、笑顔などで熱烈な歓迎を受けた。
温かい歓迎を受けた後、隊員は園児たちと一緒にみんなで歌を歌った。
その後、子供たちは自分たちの英語力を隊員たちに披露した。先生が子供たちを教室の前に来させると、子供たちは英語で15までの数を数えて見せた。子供たちはためらうことなく数字を数えることができたが、隊員は英語の色を子供たちに教えた。
隊員は自分たちのシャツや教室内にある色々なものを指差して、その色を英語でなんと言うかを子供たちに聞いた。そして、その色の英語での言い方や発音を教えた。
この日の訪問の調整役であるアダム・バイヤーさんは、このような地域社会活動は子供たちが楽しみながら英語を勉強できる素晴らしい機会だと話す。
さらに重要なことは、このような活動を通じて地元住人と基地隊員との関係を強くすることができる。このような地域社会活動のメリットは、「隊員の肯定的な面を地域の人々に示すことができる」ことだとバイヤーさん。「何か一つ悪いことをしたら、人はそれしか覚えていません。だから、自分たちができることを地域社会に示すことが必要なのです。私たちはいいことができるのですから。」
これらの活動は、ママさんの愛称で知られる浜本万千子さんの助けにより行われた。浜本さんは日本人との連絡窓口であり、正式に名誉海兵隊員の称号を与えられている。浜本さんは地元の学校や病院、養護施設などと連絡をとり、隊員がボランティアとして訪問できる日はないかを調整している。
隊員ができるボランティアがあれば、浜本さんが日程を調整し、バイヤーさんと連絡を取る。バイヤーさんはその活動に参加できる隊員を見つける。ボランティアを集めるのはあまり難しいことではない。
「日程が決まると、車をリクエストし、ボランティアの隊員を集めます。一両日中にいろんな人にメールを送ると、すぐに集まります。」
基地外で地域社会、特に子供たちと交流したいと願う隊員の気持ちが、これらの活動を通じて、基地と地元住民との良い関係を維持させている。
だが同じように重要なことは、子供たちが楽しい時間を過ごし、子供たちはそのような経験をすぐには忘れないということである。
写真1
6月26日、岩国基地の海兵隊員、海軍隊員が岩国市内の黒磯保育園を訪問した。喜んで地元社会と交流したいと願う隊員の気持ちが、基地隊員と日本の地域社会との良い関係を維持させている。
写真2
6月26日、保育園児たちと交流する岩国基地ボランティアのアダム・バイヤーさん。地域社会活動は、基地周辺のコミュニティと基地隊員との良い関係を維持するために行われる。