米海兵隊岩国航空基地 -- マシュー・ペリー小学校と高校が3月2日、シンフォニア岩国で行われた日米交流合同コンサートに日本の小中学校と一緒に出演した。
このコンサートは、日米の青少年が音楽を通じて文化交流し、親交を深めるのに理想的な発表の場であった。
「シンフォニアでのコンサートに参加するのはこれで2回目ですが、毎回新しい体験ができます。」と話すのは、ペリー高校の生徒、アシュレイ・スターンズさん。「二つの異文化が音楽に対する愛情で結ばれるというのは素晴らしいと思います。日本の小中高生と一緒に演奏し、交流できたことは一生の思い出です。」
コンサートでは「ソーラン節」、「チャ・チャ・スライド」、「アメイジング・グレイス」など、有名な曲がメドレーで演奏された。 ペリー高校の音楽教諭、アレン・ストローブリッジ先生は、「これまでで最高のコンサートでした。」と話す。「今日ほど自分の生徒を誇りに感じたことはありません。練習は大変でしたが、コンサートの終わりには、その甲斐があったと感じました。生徒たちも多くのことを学んだのではないでしょうか。」
コンサートの最後には、ビートルズの「ヘイ・ジュード」が参加生徒全員で演奏された。これは、コンサートの目的である日米の絆を強めることを象徴している。「同じ言葉を話さなくても一緒に演奏できるのは、音楽が世界共通だからです。素晴らしいことだと思います。」とストローブリッジ先生。「日本人の生徒たちに指示すると、私が何を言っているかはわからなくても、音楽は理解してくれます。」コンサートの間は子供達の演奏が多くの観客をひきつけていた。すべての演奏終了後にレセプションが開かれ、この日の総括や、コンサートの成功をお祝いした。
「一番楽しかったのは、コンサート終了後のレセプションでした。」とスターンズさん。「みんなで食事をしているとき、床に丸くなって座り、自己紹介をしました。話をしながら写真を撮ったり、名前を交換したりして、部屋には楽しい笑い声が響いていました。一番よかったところです。」
このコンサートは岩国で開催されて3回目。第1、3回はシンフォニア岩国で開催され、第2回のみ、岩国市民会館で開催された。
写真1 : シンフォニア岩国で3月2日に行われた日米親善コンサートで演技をする、周防大島町立和田小学校の児童たち。
写真2 : シンフォニア岩国で3月2日に行われた日米親善コンサートで、「ソーラン節」を踊る岩国市立川下小学校の児童。
写真3 : シンフォニア岩国で3月2日に行われた日米親善コンサートで、「ソーラン節」を踊る岩国市立川下小学校の児童。