米海兵隊岩国航空基地 -- 海兵第12航空補給中隊(MALS-12)と海兵第12飛行大隊(MAG-12)の隊員が3月14日、麻里布保育園でボランティア活動に参加した。
「社会活動プロジェクトに関する部隊司令の任務は、岩国周辺の日本人の皆さんと積極的な友好関係を結ぶことです。今日はその任務を遂行するために来ました。」と話すのは、MALS-12従軍牧師のトラビス・コフィー海軍大尉。
ボランティアは園児たちの英語の勉強を助けた。
「地域社会の家庭とつながりを持ちたいと思っています。そのためには、地域社会の子供たちに投資することが最善の方法です。」とコフィー大尉。「そのために私たちが一貫して行っているのは、幼稚園や保育園に出かけて行き、子供たちに英語の単語、名前、数字、数え方などを教えているのです。」
園児たちはまだ幼く、彼らの長い教育過程はまだ始まったばかりだが、保育園を卒園していく子供たちはボランティアから修了書を受け取った。
「卒園者にMALS-12司令からの修了書と、ここまで達成したことをお祝いするマフィンを一緒に渡しました。」と話すのは、MAG-12の教会宗教プログラム専門家のアダム・ベイヤー二等海曹。「MAG-12主催の社会活動プロジェクトを管理、調整しています。年間を通じて月に4、5回やっていますが、 すべてのプロジェクトに同行しています。」
ボランティアと子供たちは、相互学習環境(ILE) を使ってコミュニケーションをとった。
「ゲームをいくつかしたり、一緒に英語で20まで数えたり、いろいろな動物の名前や鳴き声を教えました。」とベイヤー二等海曹。
ホスト国である日本の地域社会と強固で建設的な関係を維持するのは、隊員にとって重要なことだ。
「我々ができる範囲内で地域社会の要望を満たしながら、日本の皆さんが隊員と地域社会で顔を合わせたり、隊員が地域社会に溶け込んでいる様子を見るのは大切なことです。」とコフィー大尉。「在日米軍で何か悪いことが起きると、日本では強調されて世論に伝わります。隊員の1人が間違ったことをすれば、それがみんなに伝わってしまいます。私たちができるのは、ホスト国である日本の皆さんからの信頼を得るために、日本とのつながりを維持して、米軍の良いイメージを地域社会に示すことです。」
基地の社会活動プロジェクトは頻繁に行われており、主催する部隊によって認可され、調整が行われている。基地内にもボランティアの機会はたくさんあるが、社会活動プロジェクトに参加する一番簡単な方法は、所属部隊の教会に連絡することだ。
写真:3月14日、社会活動プロジェクトで麻里布保育園を訪れた海兵第12航空補給中隊(MALS-12)と海兵第12飛行大隊(MAG-12)の隊員が作ったトンネルの下を通る、麻里布保育園の園児たち。トンネルを一番最初にくぐることができたのは、この春卒園する園児たち。