米海兵隊岩国航空基地 -- 岩国に駐留する海兵隊員が経験するのは、海兵隊だけでなく、アメリカのイメージを守ること。
基地の住人は、米国本土のアメリカ人がどのような振る舞いをするかを我々のホスト国に示す代表である。
海兵隊員は大使である。それ自体、海兵隊員は、ホスト国内に信頼を植えつけ、よい手本を示す必要がある。
6月7日、第36戦闘補給部隊(CLC-36)の隊員が錦南保育園を訪れ、園児たちに簡単な英語とアメリカ文化を教えて交流した。
この訪問では、海兵隊員は子供たちを笑わせたり、交流しながら、英語のアルファベットの正しい発音を教えたり、『あたまかたひざポン』や『チキンダンス』などのアメリカの歌を披露したり、双方向ゲームで楽しんだりした。
「いいことをしたようです。」と話すのは、CLC-36のジョーダン・イングラム伍長。「基地の外に出て、地域の子供たちと出会ったり、日本文化に触れたいと思っていました。」
イングラム伍長はCLC-36から参加した4名の隊員の一人。4名の隊員は、3歳、4-5歳、6歳の3つのクラスに分かれた。
イングラム伍長は、「日本の子供たちに海兵隊員を会わせることは、「肯定的な印象」を与えることと同じだ。」と話した。
「子供たちが幼いときにアメリカ人に慣れさせておけば、彼らが成長したときに、アメリカ人と接することに抵抗を感じることなく、言葉の壁も大きな障害にならない。」とイングラム伍長。
国によって学校教育システムは異なるが、国によっては、他国よりも高い基準を持っている場合もある。
日本の子供たちは3歳から幼稚園に通い始める。幼稚園はアメリカのプリスクールに相当する。日本では6歳まで幼稚園に通い、その後、小学校へ入学する。日本の幼稚園では、日本語の勉強と一緒に、英語も少し勉強する。
マリンコーコミュニティサービス、児童文化プログラムコーディネーターのヤマモト・ナミさんも錦南保育園に同行した。ヤマモトさんは、「錦南保育園への訪問は、日本の園児たちが外国人と交流し、学び、慣れ親しむために重要だと感じています。」と話した。
「日本の子供が英語を学び、言葉の違う外国人とコミュニケーションを取ろうとすることは本当によいことだと思います。」とヤマモトさん。「海兵隊員にとってもいいことだと思います。」
海兵隊員は、どのような方法であれ、近隣の地域にプラスの影響を与えることができる。あらゆる年齢層に対して、守られているという安心感を与え、よい手本を示し、海兵隊とアメリカのプラスのイメージを与えることは海兵隊員の任務である。CLC-36による錦南保育園の訪問はまさにこの任務を遂行したことであり、毎月、幼稚園を訪問することで、岩国におけるポジティブな存在感を示す役に立っている。