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MV-22オスプレイ中隊が岩国基地に到着

30 Jul 2013 | バネッサ・ヒメネス兵長 Marine Corps Air Station Iwakuni-Japanese

第262海兵中型ヘリコプター飛行隊(HMM-262)の海兵隊員が7月30日、民間貨物船から12機のMV-22オスプレイを岩国基地に陸揚げした。

陸揚げされたオスプレイはHMM-262の所属航空機として、沖縄の海兵隊普天間航空基地へ向かう予定で、HMM-262は2012年7月に到着した第265中型ヘリコプター飛行隊(HMM-265)と合流する。

「我々はMV-22オスプレイを日本に配備するために来日しました。オスプレイを老朽化したCH-46ヘリコプターと一機ずつ交代させます。」と話すのは、HMM-262指揮官のラリー・ブラウン中佐。「1ヶ月以内に、中隊は中型ティルトローター機中隊(VMM-262)として改編されます。ティルトローター機は従来のヘリコプターの柔軟性と、固定翼機の速度および航続距離を兼ね備えています。オスプレイはこれまでのヘリコプターと比較して、飛行速度は2倍、高度は2.5倍、搭載重量は3倍、航続距離は4倍の性能を機能を持っている。簡潔に言うと、オスプレイは私が飛行した航空機の中で最も安全で信頼性のある航空機であり、日米同盟を強化するものです。」

普天間基地では、海兵隊航空団をティルトローター機、オスプレイで近代化している。この航空機が日本に到着したことにより、沖縄のCH-46E交代が完了する。

飛行場と港湾施設の両方を備えている岩国基地は、航空機の陸揚げに安全かつ運用上、ふさわしい場所になっている。

海兵第三遠征軍(III MEF)、米海兵隊太平洋基地(MCIPAC)の統合報道部によると、アメリカ政府がMV-22オスプレイ中隊の追加配備を日本政府に公式に通知したのは2013年4月29日。

日本の報道機関への対応と地元地域の利益のために、III MEF、MCIPACの統合報道部と岩国基地報道部は、MV-22の岩国基地への陸揚げの取材の機会を提供した。

「今回の陸揚げを私自身が視察する機会があったこと、また、報道機関に公開したことは、今回大変評価できる点です。」と話すのは、福田良彦岩国市長。「今日、私が岩国基地で陸揚げを視察していることについて誤解のないようにお願いします。今日の視察はオスプレイを歓迎しているわけでもなければ、陸揚げを干渉する目的でもありません。今日の視察は(オスプレイに関する)客観的見解や現場の情報を得るため、また現状を把握するためです。岩国市民の安全を確保する責任がある市長として、岩国市民の生活に影響を与える問題は現時点では見受けられないと考えます。」

オスプレイの性能は、日本の防衛、人道支援、災害救助任務など、同盟国としての任務を遂行する海兵隊の能力を著しく向上させる。

「強化された速度、航続距離、高度、積載量を備えているため、アジア太平洋地域において、より高度で的確な方法で支援できます。」とブラウン中佐。

イラク、アフガニスタン、韓国、タイ、オーストラリア、グアム、フィリピンなど、世界中の様々な環境下でオスプレイは運用されてきた。

他に類を見ない機能を持つため、MV-22オスプレイはアジア太平洋地域全体に配備することができ、沖縄における時間と訓練を減らすことができる。

沖縄周辺の訓練において運用高度を増加させた結果、CH-46Eと比較すると、オスプレイは一般的に静かであると考えられている。

海兵第3遠征軍によると、MV-22はすべての米軍機の中で最も安全な、卓越した運航安全性の記録とレベルを持っている。 オスプレイの配備は、日本を防衛する米軍の能力を強化し、災害対応能力を向上させる。

MV-22オスプレイは日米同盟の資産である。沖縄の内外でオスプレイを運用するVMM-265の海兵隊員によって、その性能は実証済みである。