An official website of the United States government
Here's how you know
A .mil website belongs to an official U.S. Department of Defense organization in the United States.
A lock (lock ) or https:// means you’ve safely connected to the .mil website. Share sensitive information only on official, secure websites.

Photo Information

米海兵隊岩国航空基地、消防署前で集合写真を撮影する消防隊員たち。岩国基地消防隊は危機管理対応を行うことで、緊急事態から基地の財産と住人を守っている。(写真:フポン・ウェン三等軍曹)

Photo by フポン・ウェン三等軍曹

単なる仕事以上のもの:コミュニティのために献身的な活動を続ける岩国基地消防隊

24 Oct 2022 | アイザック・オロスコ伍長 Marine Corps Air Station Iwakuni-Japanese

「私には消防士になること以外、野望はない。消防士は、ある人にとっては消防士は卑しい職業に映るかもしれない。だが、消防士がしなければならない仕事がどんなものかを知っている我々は、この仕事が崇高なものであると信じている。我々にとって最も誇らしい瞬間は人命救助だ。このような思いに駆られて、この職業の高潔さが我々を感動させ、たとえ大きな犠牲を払ってでも、勇気ある行動に駆り立てるのだ。」

これは一世紀以上前にニューヨーク市のエドワード・クローカー消防署長の言葉である。彼のこの言葉は今なお、多くの消防隊員にとっても真実である。特にこの彼の言葉に感銘を受けたのが米海兵隊岩国航空基地消防隊のマイケル・バレステロス・ジュニア消防隊長である。彼はクローカー署長の言葉が消防隊員の仕事の本質を具現化していると信じている。

「ハワイには『If can, can! If no can, can.』という言葉があります。」とバレステロス隊長。「この意味は、『もしできると思えばやりなさい。もしできないと思っても、それでもやりなさい。』ということです。自分の限界は自分自身だということです。」

「我々は、岩国基地コミュニティの人員やその財産を火災や自然災害、その他の緊急事態から守ることに全力を注いでいます。」とバレステロス隊長。「我々の任務は、すべての危険に対応するサービスを提供して人命を救助すること、火事を未然に防ぐための活動や教育を行って火事を回避することです。また、文化の多様性を尊重し、ハラスメントや差別のない職場環境を確保しています。」

他の人の命を危険から守ることが彼らの最優先事項である一方、消防隊員自身が勤務中や勤務外における健康を保つことにも重点を置かなければならない。心の中では、個人としての生活と職業人としての生活が衝突してしまうことが避けられないため、消防隊員が毎日の仕事をするのを助ける救済策がある。

「個人としての生活と職業人としての仕事、これは一つであり同じものです。」とバレステロス隊長。「ほとんどの人は帰る家は一つしかありませんが、消防隊員には勤務中と勤務外の二つあるのです。消防隊は家族のようなものですから、お互いを頼りにして指導しあうのです。だから我々はいつでも出動できる状態を確保することができるのです。」

24時間体制で呼び出されたらすぐに出動できる態勢を整えておくために、岩国基地消防隊は消火活動だけに従事しているのではない。「12 for 12 Safety tips(安全に関する12のヒント)」のような情報をソーシャルメディアに毎月投稿したり、毎年10月の火災予防週間にイベントを開催して、基地住人が消火機器の使い方を学ぶ機会を設けるなど、基地住人に火災を軽減する方法を啓蒙する活動にも注力している。

バレステロス隊長のような消防士が常に基地コミュニティに対して還元している一方、バレステロス隊長は、「コミュニティはいつも時間を作って、基地の消防士に還元してくれています。ですから、お互いに感謝しあっているのです。」と話す。

「コミュニティはとてもいい反応をしてくれます。展示や実演、防火訓練、防災訓練の依頼が絶えません。」とバレステロス隊長。「基地コミュニティは消防隊が提供するサービスに対して、とてもよくフィードバックをしてくれます。そのおかげで我々はコミュニティのニーズに応えるために再評価し、調整できるのです。」

今年、「センター・フォー・パブリック・セイフティ・エクセレンス(Center for Public Safety Excellence)」から認定消防署として認められたことからもわかるように、基地消防隊の努力と献身は注目されている。 センター・フォー・パブリック・セイフティ・エクセレンスは消防・救急サービスを卓越したものにすることを目的としたアメリカの非営利団体で、消防署や消防士、救急サービス専門家の資格認定を行う。

バレステロス隊長は、褒賞や評価されたことはすばらしいことだが、この仕事の本当の報酬は物理的なもの以上にもっと単純なものだと話す。彼は、その報酬とは助けを必要としている人を助けることで得られるポジティブな感情であり、多くの消防士が同じ認識を共有していると何度も繰り返した。

「私たちがしていることが地域の役に立っていると思うと、毎日職場に行くことが価値あるものになっているのです。」とバレステロス隊長。「コミュニティの皆さんからの愛情や支援、信頼が私たち消防隊の大きな支えになっているのです。」


More Media