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2月4日、横田航空基地で第27米海軍戦闘攻撃飛行隊(VFA-27)所属のF/A-18Eスーパーホーネッが航空機拘束制動装置の定期認証試験を実施した。この試験を実施するために、VFA-27所属の海兵隊員、海軍隊員は航空機とメンテナンスクルーを第374米空軍施設中隊に提供した。米海兵隊岩国航空基地のテナント部隊はインド太平洋地域における航空機運用、訓練開発、そし戦闘作戦活動または不測の事態における作戦活動を支援している。(写真:ダリエン・ライト兵長)

Photo by Lance Cpl. Darien Wright

米海兵隊、米海軍、米空軍が航空機拘束制動装置の定期認証試験実施

5 Feb 2022 | ダリエン・ライト伍長 Marine Corps Air Station Iwakuni-Japanese

横田基地に着陸しようと第5空母航空団(CVW-5)所属のF/A-18Eスーパー・ホーネットがエンジン音を響かせながら上空で旋回する中、米軍隊員がその到着を待っている。タイヤが地面に接地するとキーっと音が響き、航空機はタイヤから煙を吐き出しながら去っていく。その後にはゴムの焼けた匂いが立ち込める。航空機が到着すると、米海兵隊岩国航空基地所属の整備員が航空機の保守点検を実施する。バリア・アレスティング・キット(BAK)認証試験の第二部にあたる航空機の離陸停止をする準備のためである。

2022年2月4日、米海兵隊員、米海軍兵、米空軍兵が横田基地で航空機拘束制動装置(アレスティング・システム)の定期認証試験に参加した。

第374米空軍施設中隊(CES)はこの認証を取得し、空軍兵が装備に関する習熟度を効果的に高め、実際のシナリオに対応できるようにしている。

米海兵隊岩国航空基地、司令部司令中隊(H&HS)は374CESと調整し、BAK-12認証試験実施を支援するためにCVW-5の整備隊員を横田基地に派遣した。

「我々は今回のような訓練演習を支援するための装備や設備を保有しているが、戦闘機を保有する他基地とも連携する必要がある。」と話すのは、第374運用支援中隊、飛行場マネージャーのアーロン・ウッズ米空軍曹長。

BAK-12認証試験の実施は、374CESにとっては他の戦闘機部隊と連携するよい機会となったが、同時に戦闘機部隊にとっては整備能力や飛行能力を示すよい機会となった。

米空軍兵は着陸帯にアレスティング・ケーブルを設置する。このケーブルは航空機を制動し、滑走路上で急停止させるために使用される。BAK-12システムは誘導路を走行している航空機を停止する場合や、航空機の離陸を即時停止しなければならない場合に使用される。ケーブルは最大180ノットあるいは時速207マイル速度に耐えられる仕様になっている。

「この定期認証試験を順調に進めるため、横田基地の消防安全部と連絡を取ったり、他の部隊の整備担当者と調整する必要があった。」とウッズ米空軍曹長。「航空機がアレスティング・ケーブルを使って飛行場に着陸するときに整備員が必ず実施しなければならない検査がある。」と話すのは、第27米海軍戦闘攻撃飛行隊(VFA-27)、整備管理担当のジョセフ・ドミニク米海軍上級上等兵曹。

その検査は航空機が損傷していないか、また航空機が岩国基地まで帰還できる状態かを確認する。航空機は最後にもう一度点検され、基地帰還前に燃料が補給される。

「空軍兵を飛行場に連れていき、現場で実際に起きることと同様の体験を彼らに初めてさせることができた。我々にとってもいい経験になった。」とウッズ米空軍曹長。

横田基地の部隊は、岩国航空基地、嘉手納航空基地、三沢航空基地など、他の基地所属の飛行部隊を支援する位置づけにある。航空基地間で相互運用性を保つことは、インド太平洋地域における即応態勢の維持に役立っている。__


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