米海兵隊岩国航空基地 -- 岩国基地司令、リチャード・ファースト大佐が7月12日、福田良彦岩国市長や関係者とともに第11回安心安全共同パトロールに参加した。
パトロール中、福田市長やファースト大佐は地元市民や店のオーナー、基地住人に直接声をかけ、休暇中の基地住人には日本文化を尊重するよう協力を求めた。
「岩国基地の海兵隊員、海軍隊員、民間人は適切な行動をとるよう期待しています。」とファースト大佐。「もしそれができない場合は、きちんと責任を取らせます。」
ファースト大佐がこのパトロールに参加するのは今回が最後となるが、岩国基地と岩国市との結束を継続していくことはファースト大佐の優先事項である。
「岩国は素晴らしい場所だったので、ここを去るのは残念な気持ちです。」とファースト大佐。「地元地域の皆さんが私や福田市長、中四国防衛局長が一緒に歩いているところを見て、我々が良き隣人であるためにどのような努力をしているかを理解していただけたらと思います。」
「3年間、親身になって我々に接してくださったファースト大佐に感謝の意を込めて、拍手を送りたいと思います。」と福田市長。「こういうパトロールを実施するということが非常に重要ですので、今後ももっと企画していきたいと考えています。」
ファースト大佐は「基地は岩国市と素晴らしい関係を築いてきました。この関係が今後も続いていくことを願っています」と話した。ファースト大佐は、自身の後継者であるルイス大佐もこの活動の継続を望んでいると話した。