米海兵隊岩国航空基地 -- 米海兵隊岩国航空基地司令と岩国市長が3月15日、第10回リーダーシップ・ウォークに参加した。
年に2回開催されているこのリーダーシップ・ウォークの目的は、基地と岩国市のリーダーが協力して、両コミュニティが調和して生活していけるよう、岩国市の安全を確保すること。
3月15日のウォークに参加したのは岩国基地司令のリチャード・ファースト大佐、ジョセフ・グレゴリー先任上級曹長、福田良彦岩国市長と日本人関係者。
「このリーダーシップ・ウォークは素晴らしい活動です。」とファースト大佐。「基地は福田市長や岩国市民の皆さんと良い関係を築いています。市内に出て、基地住人が市民の皆さんと出歩いたり、コミュニケーションをとっているのを見て、素晴らしいと感じています。」
福田市長とファースト大佐は人通りの多い場所を周りながら、店のオーナーや日本人、アメリカ人の顧客と言葉を交わした。また、地元の報道機関から「この活動が岩国市民や基地住人にどのような影響を与えるか」などの質問が出され、市長と基地司令がそれぞれ答えた。
岩国市以外からも、中国四国防衛局から赤瀬正洋局長、山口県岩国県民局から飯田恭丈局長が参加した。
「岩国市民と基地住人の皆さんがこれからも一緒に岩国を楽しんでほしい」と福田市長。「一緒に市内を歩くことで、私たちは安全で安心できるコミュニティに住みたいという共通のゴールを目指していることを確認できました。」
福田市長はまた、市長自身が直接、基地隊員に向けた定期的な安全講習を実施する考えを述べ、基地と岩国市の両方のコミュニティへ貢献することを挙げた。
「このリーダーシップ・ウォークや基地隊員向けの安全講習など、岩国の地域社会の安全を保つために、基地と岩国市は多くの素晴らしいプログラムを一緒に実施しています。」と福田市長。「地域の安心と安全を守るために、基地の隊員の皆さんに対して私が直接、安全に関する講習をする予定です。」
2009年に始まったこの活動は、岩国基地と岩国市のリーダー間の結束を示し、岩国市と基地の協調関係の維持に役立っている。