米海兵隊岩国航空基地 -- 岩国基地住人が8月14日、市内の高齢者養護施設、錦寿園で盆踊りに参加した。
錦寿苑が基地住人に日本の文化や伝統を体験してもらおうと招待し、参加したアメリカ人は浴衣の着付けをしてもらい、祭りに参加した。
このお祭りは、祖先の霊を祭る日本の行事であるお盆を祝って行われた。
「入居者の皆さんと一緒にこの盆踊りに参加できてうれしいです。」と話すのは、マリンコーコミュニティサービス(MCCS)、文化交流プログラムワタナベ・ミキエさん。「(基地のアメリカ人が)地域社会に溶け込むよい機会になったと思います。」
この盆踊りを体験したのは初めてというアメリカ人がほとんどだったが、アナ・オーディナリオさんは今回が二回目の参加だと話す。
「今日は錦寿苑で最高の浴衣体験ができました。」とオーディナリオさん。「入居者の皆さんとたくさん写真を撮りました。折り紙もたくさん教えていただきました。」
「シンジョウセンセイ」と呼ばれて親しまれている新庄喜久子さんも盆踊りに参加し、アメリカ人に折り紙の折り方を教えていた。岩国出身の新庄さんは91歳。第二次世界大戦中、広島で被爆した。
全体として、ボランティアは日本文化を学びながら、素晴らしい時間を過ごせたと話す。また、入居者の皆さんと体験できてうれしいと話した
「日本人は自分のご先祖様を敬い、帰省して家族を訪ねるなどの伝統的な文化を尊重しています。」とワタナベさん。「今夜は招待していただいて、楽しく過ごすことができました。」