米海兵隊岩国航空基地 -- 岩国基地住人が5月25日、山口県柳井市へのツアーに参加し、山口フラワーランドと果子乃季を訪れた。
このツアーは、基地住人のために文化交流プログラムが企画したもので毎年一回行われている。
フラワーランドに到着したツアー参加者の目に最初に飛び込んできたのは、花でできた観覧車。園内には色とりどりの花がたくさん敷き詰められていて、歩くたびに違う花の香がする。子供が遊べる場所も数か所あり、花を楽しみながらリラックスできる場所もたくさんあった。
マリンコーコミュニティサービス(MCCS)、文化交流プログラム担当のワタナベ・ミキエさんは、「基地の皆さんに是非、行ってほしい場所が(岩国周辺には)たくさんあります。」と話す。文化交流プログラムの一環でその場所を訪れれば、自分たちだけで家族や友達と一緒に行くことができる。
フラワーランドでは日本人スタッフが苔玉の作り方をデモンストレーションし、アメリカ人は日本人スタッフの助けを借りながら、それぞれの苔玉を作った。作った苔玉は小さなお皿にのせて、家に持って帰った。
「文化交流プログラムの体験アクティビティとして、苔玉づくりを企画しました。」とワタナベさん。「基地住人の皆さんにただ、どこかへ行くだけでなく、何か特別な体験をしてもらいたいと考えています。」
フラワーランドの後はバスで果子乃木へ移動。お菓子の製造過程の見学や、工場で作られたばかりのお菓子を数種類、試食させてもらった。
「こういうツアーには両方にメリットがあります。」と話すのは、ツアーに参加したジェシー・モネスタースキーさん。「地域社会の皆さんはアメリカ人と交流できるし、私たちも地域社会の皆さんと交流できました。日本の皆さんと友好関係を育成できたと思います。」