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Marine Corps Air Station Iwakuni residents and Japanese locals pose for a photo in front of the White Snake Shrine during a Cultural Adaptation trip in Iwakuni City, Japan, Sept. 15, 2017. Air station residents learned about the history and genetic makeup of the famed white snake species and were given the chance to touch and hold the snakes. Some of them eagerly volunteered to take their turn, while others were visibly nervous and even shook up. (U.S. Marine Corps photo by Cpl. Carlos Jimenez)

Photo by Cpl. Carlos Jimenez

ユニークな方法で友好関係を深める日本人とアメリカ人

2 Oct 2017 | カルロス・ヒメネス伍長 Marine Corps Air Station Iwakuni-Japanese

米海兵隊岩国航空基地住人が9月15日、文化交流プログラムの一環で、岩国の歴史に関する知識を深め、文化体験をするのツアーに参加した。

このツアーでは、岩国市で最も有名な白蛇と錦帯橋について詳しく掘り下げた。

基地住人が最初に訪れたのは白蛇神社。ここでは白蛇の歴史や白蛇の遺伝子について、学んだ。その後、錦帯橋近くの作業場へ行き、日本人と一緒に五分の一のスケールの錦帯橋のレプリカを作成した。

「基地の皆さんは、岩国市のことを深く知るチャンスがあまりありません。」と話すのは、岩国基地、文化交流プログラム担当のワタナベ・ミキエさん。「白蛇や錦帯橋が有名だということはアメリカ人も知っていますが、文化交流プログラムでは、日本文化にとっての重要性や日本人の習慣について、基地アメリカ人にもっと知ってもらおうとしています。」

神の使いと信じられている白蛇は、幸運や幸福を呼ぶと考えられている。ルビーのように真っ赤な目と真っ白な体を持つ白蛇は、その見た目が神秘的でエキゾチックな雰囲気をかもし出している。

白蛇神社の職員から白蛇に関する簡単な説明を聞いた後、基地住人は白蛇を触る体験をした。積極的に触りたがるアメリカ人がいる一方で、明らかに緊張したり、震えるアメリカ人もいた。

ワタナベさんは、「アメリカ人は最初は白蛇には毒があって恐ろしいのではないかと誤解しているが、蛇がおとなしいことがわかると驚いた顔をするので、その様子を見るのがこのツアーで一番楽しい」という。

「少し心配していました。」と話すのは、この日参加した基地住人のテッド・ウイスニウスキーさん。「でも白蛇を一回持って蛇の反応がわかると、実際はとても楽しいものでした。」

白蛇神社へのお参り後、レストランで昼食をとった基地住人一行は、木製の部品が集められた場所へ向かった。この木製の部品は、現在の錦帯橋に使われているヒノキとケヤキの端材から作られている。

「錦帯橋は岩国市最大の観光スポットのひとつですが、この橋がどのように作られているかを知っている人はあまり多くありません。」とワタナベさん。「岩国市錦帯橋課が、五分の一のスケールの錦帯橋を作る体験を基地住人のために提供してくれました。」

このイベントには老人ホーム錦寿苑の入居者も参加した。基地住人と錦寿苑の入居者は混合の二つのグループに分けられ、それぞれのグループが木製の部品を両端から組み立てていき、真ん中で出会って完成した。

「このツアーに参加して錦帯橋のレプリカを作り、この橋が実際にどのように作られているかを知りました。このような機会は一生に一度の経験です。」と話すのは、第11歯科中隊、歯科医官のジョアンヌ・アダムスキー海軍大佐。「このようなチャンスは毎日あるわけではありません。」

日米の協力関係、友好関係は、お互いに利益がある目標を達成するために民間の環境でも、軍事的環境でも、継続して一緒に取り組むことだが、錦帯橋のレプリカを一緒に作る体験は、両国の関係を表すシンボルとなった。

「日本人とアメリカ人が出会い、一緒に何かを体験できる機会を提供しようとしています。」とワタナベさん。「同じ目標を目指して、同じ作業をすることで、言葉の壁を乗り越えることができるように、このレプリカを一緒に作っているのです。」

今後のイベントについては、文化交流プログラムへ問い合わせのこと。



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