米海兵隊岩国航空基地 -- 愛宕地区のキズナスタジアムで7月19日、スコアボードの点灯式が行われ、米海兵隊岩国航空基地と岩国市の関係者が出席した。
スコアボード点灯式に出席したのは岩国基地司令のリチャード・ファースト大佐、クリストファー・ガルザ先任上級曹長、岩国基地DPRI(防衛政策見直し協議(米軍再編事業))チーム、福田良彦岩国市長、菅原隆弘中国四国防衛局長。
スコアボード点灯式では、ほとんど完成に近づいたスタジアムの内部も出席者に公開された。、このスタジアムは基地住人や日本の地域住人も使用することができる。
「本日は福田岩国市長、菅原中四国防衛局長と一緒にこの素晴らしいスコアボードの点灯をお祝いできること嬉しく思います。」とファースト大佐。「この施設は、岩国市や近隣の自治体をはじめ、山口県内にお住まいの皆様にとって、また基地に住む隊員やその家族にとっても、多くの興奮とエンターテイメントを提供してくれるでしょう。」
ファースト大佐は、長年にわたって新施設建設の計画に携わり、尽力してきた来た福田市長や菅原局長、その職員の人々にお祝いと感謝の意を表した。
キズナスタジアムはほぼ完成に近づいているが、他にも住宅エリアや他のスポーツ施設が愛宕地区に建設される。
菅原局長は、「空母艦載機の移駐に必要な家族住宅や運動施設の整備を行っています。」「本日内覧会を迎えることができたことは、ひとえにファースト大佐をはじめとする岩国基地スタッフの方々のご尽力と、福田岩国市長をはじめとする岩国市民の皆様から、岩国飛行場の安定的使用についてご理解とご協力をいただいている賜物だと考えています。」と挨拶。
住宅は米軍隊員やその家族向けに建設されているが、スポーツ施設は地元の日本人にも開放され、日米の絆を深めるために役立つ。
「インドアジア太平洋地区において日米両国が成功を収めるために、日米同盟は非常に重要です。」とファースト大佐。「このような施設そのもの、また、完成に至るまでの互いの努力が、私たちの重要な関係をさらに強固にしてくれます。スポーツや様々なイベントを通じて、関係をさらに深め、新しい技術を学びあい、リーダーシップを発揮し、また、チームワークや仲間意識を培い(つちかい)、勝利に沸き、時には敗北の悔しさを味わうこともあるかもしれません。最も大切なのは、楽しみながらお互いを尊重し、良い関係をこれからも作り続けていくことです。」
このキズナスタジアムを含むスポーツ施設の建設は2015年10月に着工し、2018年3月に完成する予定。
福田市長は、「岩国市民と岩国基地の方々との絆がさらに深まっていくことを心から期待をしています。また、このプロジェクトに関わった関係各位の皆様に感謝を申し上げます。」と話した。