米海兵隊岩国航空基地 -- 岩国基地、航空機消防隊の海兵隊員が12月10日、津田学園の子供たちのためにクリスマス・パーティを開催した。
ARFFは毎年、クリスマスパーティに学園の子供たちを招待し、クリスマスのお祝いムードを分かちあっている。
この日は子供たちのために、バウンスハウス、クリスマスクッキーのデコレーション体験、ゲームなどが用意されていた。
海兵隊員は余暇時間を使って、手作りのアメリカの料理も準備した。
ARFFの隊員は学園の子供たちや職員と一緒にクリスマスディナーを楽しみながら、お互いに友情関係を深めた。
「座って食事をすることはみんながしていることです。」と話すのは、ARFF、航空消防隊員のイズラエル・ブース兵長。「全員が集まって交流することができ、連帯感を通じて絆を結び、お互いの架け橋になることができるのです。」
ディナーの後に子供たちを出迎えたのはこの日の特別ゲスト、サンタクロース。サンタクロースは赤いそりに乗って、子供たちにプレゼントと一緒に杖の形をしたキャンディ・ケインを渡した。
「海兵隊員は津田学園から子供たちの名前や年齢、性別を聞いていました。」と話すのは、アリソン・ジェンキンス兵長。「子供たちのためにプレゼントを買って、一緒にクリスマスを過ごすことができました。」
ジェンキンス兵長はまた、子供たちの表情が明るくなるのを見ることができたことが最高だったと話す。子供たちはアメリカ人隊員の下へ駆け寄ってハイタッチをし、言葉の壁はあるものの、子供たちは幸せそうに笑っていた。
ARFFの海兵隊員は1990年代からずっと、クリスマスを日本の児童養護施設の子供たちと一緒に祝い、クリスマス気分を分かち合ってきた。
「これは小さなイベントですが、大切なものです。」とブースさん。「日本人とアメリカ人が大きな家族のように一緒に集まるときはいつでも、一緒に座って食事をとり、楽しい時間を過ごします。これは私たち隊員が日本人と関係を築くために必要なことなのです。」