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12万人が錦川水の祭典を楽しむ

7 Aug 2010 | ジェニファー・プロンテ兵長 Marine Corps Air Station Iwakuni-Japanese

8月7日、錦帯橋で行われた、第43回錦川水の祭典には、およそ12万人もの見物客であふれかえった。

日本では、7月と8月の夏の間に、川沿いでの花火大会がよく行われる。

錦川水の祭典は山口県で行われる花火大会の中でも、もっとも有名なものの一つだ。

「去年も花火大会に来た。見事なものだった。」と話すのは、海兵第171航空師団支援中隊(MWSS-171)、航空機回収スペシャリストのスティーブン・バーレッティ兵長。「すごく楽しかった。」

祭典は一日のイベントで、日中と夜間のアクティビティがあった。

この日、錦帯橋付近は岩国城周辺を歩いたり、岩国の日本文化に触れたりしている地元の人々や観光客でごった返し、とてもにぎやかな日となった。

「日本文化を体験できるのはすばらしい。」と話すのは、司令部司令中隊(H&HS)、法務部隊員のマイケル・ヒックス一等兵。「みんなが集まって、トラブルもなく楽しんでいる。」

ヒックス一等兵によると、花火大会に訪れた人々や歩行者はすごかったという。

「たくさんの人がいて、スペースがないほどだった。」とヒックス一等兵。「人の混雑がすごかった。」

祭典は午前10時に子供向けの宝探しで始まった。

ミス岩国コンテストも行われ、たくさんの若い日本女性が着物を着てステージを歩き、訪れた観光客が審査していた。

その後、和太鼓パフォーマンスやその他コンサートなどが行われた。

川沿いには露店が並び、おもちゃや食べ物、お菓子を売る売店がひしめき合っていた。

牛肉の串刺し、カキ氷、綿飴、伝統的な日本の珍味などが売られていた。

「売店の食べ物はアメリカのそれとは全く違っていた。」とヒックス一等兵。「日本では、思い切って蛸やイカなどを試してみるべきだ。」

日が暮れてくると、地元の人や観光客が花火を見るために、歴史のある5つのアーチからなる錦帯橋の周辺に集まってきた。

午後8時ごろになると夜空には約6,000発の花火が打ち上げられ、約1時間半で終了した。

横山頂上にある歴史的な岩国城はライトアップされ、そのお城の前では色とりどりの花火が打ち上げられ、錦帯橋の下の錦川の水面に映っていた。

花火を打ち上げる音は数マイル先まで届いていた。

花火大会が終わると、見物客は暗い夜道の中を興奮しながら家路に着いた。


 
写真1
8月7日に錦帯橋で行われた第43回錦川水の祭典で、錦側沿いに並んだ売店があたりを照らしている。これらの売店では、さまざまなおもちゃや日本の珍味、お菓子などが売られていた。

写真2
8月7日、第43回錦川水の祭典が錦帯橋周辺で行われ、錦川の河原で打ち上げられた花火を見る見物客。錦川水の祭典は山口県で行われる花火大会でもっとも有名なものの一つ。