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Jeffrey Carr, assistant principal of Matthew C. Perry High School, holds a time capsule while speaking to students and guests during the M.C. Perry High School ribbon-cutting ceremony at Marine Corps Air Station Iwakuni, Japan, Feb. 3, 2017. Construction of the new $67 million school began August 2014 and finished August 2016. The school includes a 400 meter track, artificial turf soccer and football field, a concession stand and 1,000 seat spectator grandstand. Replacing the old 38,000 square foot high school built in 1986 and costing approximately $3 million, the new high school provides improved security, resources and opportunities for students and staff. (U.S. Marine Corps photo by Cpl. Aaron Henson)

Photo by Cpl. Aaron Henson

マシュー・ペリー高校新校舎完成記念式典

13 Feb 2017 | アーロン・ヘンセン伍長 Marine Corps Air Station Iwakuni-Japanese

2月3日、マシュー・ペリー高校で新校舎完成を祝う式典が行われた。

165,000平方フィート(約15,300平方メートル)の新校舎は、基地内の川下住宅地区の隣に位置している。

式典に先立ち、ペリー高校のロレンツォ・ブラウン校長、最上級生(12年生)のエリザベス・アーハートさんとアレックス・モヒカ/モジーカさんらが出席した来賓や生徒に向けて挨拶。続いて、ジェフェリー・カー副校長が30年後に開ける予定のタイムカプセルを贈呈した。

「このタイムカプセルには5つのクラスから集めたものを一緒に入れました。」とカー副校長。「7年生は写真や記念品を入れました。8年生は面白いものを入れました。今、面白いと子供たちが思っているものが30年後も面白いかどうかを知りたいようです。9年生はTシャツにそれぞれのメッセージを書いて入れました。10年生は自分自身や将来の自分の子供たちに向けたアドバイスを書いて入れました。11年生は全員が何かメッセージを入れた手帳を、12年生はみんなのサインを入れたスクールマフラーを入れました。これ以外に、うちの学校がフットボールで初めて優勝したときの賞状も入っています。」

新校舎完成を祝ってリボンカットを行ったのは、岩国基地司令官のリチャード・ファースト大佐、ロレンツォ・ブラウン校長、ジェフェリー・カー副校長、福田良彦岩国市長、その他岩国市の職員。

建設費、6千7百万ドルをかけた新校舎の建設は2014年8月に始まり、2016年8月に完了した。この新校舎は、400メートルトラック、人工芝サッカー場とフットボール場、売店、1,000席の観客席も完備している。

「基地と連携しながら、日本人は厳しい要求を満たす世界レベルの施設を建設してくれました。」と話すのは、DPRI(防衛政策見直協議)統合管理事務所長のブライアン・ワトワさん。「特に学校施設は、アメリカ人生徒だけでなく、基地外から頻繁に訪れる人たちにも利点があるからです。岩国にはペリースクールと日本の学校との間で、文化や教育の機会を分かち合ってきた長い歴史があります。これら新しい施設のおかげで、既に強く結ばれた絆はさらに深くなっていくでしょう。」

1986年に建てられた38,000平方フィート(約3,530平方メートル)の面積を持つ旧校舎は約3百万ドルの工費を使って建てられた。新校舎は生徒と職員のための高いセキュリティ機能を持ち、彼らが使える資源や機会も向上した。

「校内で生徒の要求に応えるために必要なものは、何でもあります。」とブラウン校長。「私たちは日本の学校と交流する機会を増やしています。福田市長も地域の学校とペリースクールとの交流をこの新校舎でしてほしいとおっしゃっています。ここ最近は、日米交流合同コンサートのために日本人生徒が来て、アメリカ人生徒と一緒に練習しています。」

学校内には電子ロック、生徒用の台所、大きな教室と廊下、手縫いのカーテンが掛けられた体育館、生徒やクラスで野菜を育てるための庭など、新しい機能も充実している。

「円形競技場は二つの目的があります。」とブラウン校長。「ひとつは歴史的意味があります。この競技場は、1853年にアメリカ政府の代表として日本に開港を迫るためにやって来た、マシュー・ペリー提督が率いた13隻の船をあらわしています。また、天気がいい日は演劇部の生徒が練習するためにも使われます。円の中心に立って話すと、マイクを使っているかのように聞こえるのがわかります。」

ワトワさんは、日本政府や工事にかかわった人たちの努力と献身に感謝していると話す。新校舎の完成は、日米の類まれな協力関係と今後も互いに支援しあうための努力を惜しまないことの意義を示す貴重な例のひとつである。


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