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米海兵隊岩国航空基地

米海兵隊岩国航空基地、公式ウェブサイトへようこそ。岩国基地は本州唯一の米海兵隊基地です。
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日米同盟を実演する日米親善デー2016

By アントニオ・ルビオ三等軍曹 | Marine Corps Air Station Iwakuni-Japanese | May 5, 2016

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日米親善デー2016が開催された5月5日、岩国基地はその門を一般開放し、約17万5千人が来場した。今年は第40回の節目を迎える記念すべき親善デーとなった。

1973年以降、日本と建設的な関係構築を促進するため、岩国基地は日米親善デーとして基地を一日、一般開放してきた。今年は第40回の節目を迎える記念すべきイベントとなり、来場者は日米二国間の支援を表す豊かな文化を体験できた。

日米親善デーはほぼ毎年開催されており、来場者は様々な地上展示、航空ショーや地上デモンストレーション、食事やエンターテイメントが楽しめる。この日一日で、岩国基地を訪れる来場者数は岩国市の人口を超える。航空ショー全体のコーディネーターを務めた岩国基地、運用部長のロバート・カールソン中佐によると、親善デーの来場者は航空ショーを体験したが、恐らく生涯で二度とないような経験だろうという。

「日米親善デーは岩国基地が実施するイベントの中でも最大のもので、ほぼ毎年開催されています。来場者は基地周辺地域だけでなく遠方にまで及びます。」とカールソン中佐。「今年は第40回の節目を迎えることもあってより重要なイベントとなりましたが、それだけでなく、来場した皆さんが、先月九州で発生した地震で被災された皆様に対する支援や励ましを表す機会にもなりました。今年は本当に、他に類を見ない航空ショーになりました。」

岩国基地司令、ロバート・ブシェー大佐によると、日米親善デーは日本との団結を示し、関係を深める機会だという。このイベントはただの航空ショーというだけではない。永続する日本との友好関係、つまり、人道的支援や災害支援のために人員と資源で支援する関係を再確認できるイベントである。

「日米親善デーは岩国の周辺地域と基地とを一つにするイベントそのものです。」とブシェー大佐。「今日は海兵隊がどんなものか、基地隊員はどんな人たちなのかについて、地域の皆さんに理解を深めてもらう日です。今日の日米親善デーが皆さんにとって教育的な日になって欲しいと願っています。少しずつですが、お互いへの理解を深める機会になったのではないでしょうか。」

航空ショーの演目は、ペンバートン・エアロスポーツによるムササビ・スーツの大ジャンプ、ウィスキー・パパによる空中お絵かき、フェラーリとエア・レース・パイロット、室屋義秀との対決『フライトデザイン』、アメリカ陸軍の公式パラシュート部隊のゴールデンナイツ、AV-8ハリアーとMV-22オスプレイのレベルIIIデモ、海兵空陸任務部隊(MAGTF)デモ、太平洋空軍のF-16デモチームなど。

AV-8ハリアーとMV-22オスプレイの航空デモンストレーションは、米軍にリクエストが殺到するほど大人気で、岩国基地の航空ショーでは初めて披露される。MV-22オスプレイの機動性とAV-8Bハリアーの推力が一体となったデモンストレーションは観客を興奮させた。航空ショーで披露されるデモンストレーションは、海兵隊が実際に訓練を行い、たとえば熊本地震の救援活動のように不測の事態に対応するため実際に展開するものと同じ航空機と海兵隊パイロットが実演する。そのため、ハリアーやオスプレイの飛行展示がみられるイベントは、片手で数えられるほどしかない。

海兵空陸任務部隊(MAGTF)とは、海兵隊の特徴である4つの要素:司令部隊、陸上戦闘部隊、航空戦闘部隊、兵站戦闘部隊を組みあわせ、空と地が一体となって運用する方法や編制された組織のことをいう。様々な動きの詰まったMAGTFのデモンストレーションでは、近接航空支援、空中給油のシミュレーションなど、海兵隊航空機が遠征展開先で実施するさまざまな動きを披露した。

イベント会場には米軍機をはじめ、多くの航空機が地上展示され、来場者は写真撮影ができた。地上展示は第三海兵遠征軍よりF/A-18C/Dホーネット、 AV-8ハリアー、MV-22オスプレイ、KC-130Jスーパー・ハーキュリーズ。KC-135ストラトタンカー、E-3セントリー、UH-1ヘリコプター、F/A-18Eスーパー・ホーネット、EA-18Gグラウラー、さらに在韓米軍よりA-10サンダーボルトII、太平洋空軍のF-16ファイティング・ファルコンが参加した。日本オーナーパイロット協会からはWACO社の複葉機などの機体が展示された。航空機以外では、海兵第171師団支援中隊(MWSS-171)が重機の他、遠征展開先で海兵隊員に食事を提供する野外キッチン、いろいろな種類の軍用車両を展示。沖縄からは地上主力部隊の海兵隊員が参加し、地上で部隊がどのような動きをするのかをデモンストレーションした。

最後の航空機が降下すると、日米親善デーは終わりに近づき、来場者も基地を後にした。一日だけのイベントであるが、日米親善デーは日米二国間の同盟を象徴する行事である。

「日米親善デーでの豊かな文化体験は、何十年にもわたって日米両国にとって有益なものでありました。来年は自衛隊と共同開催できることを願っています。」とカールソン中佐。「日米の永続的な絆を表う日米親善デーの伝統を、来年も継続したいと思っています。」


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